1959-06-10 第31回国会 衆議院 社会労働委員会 第29号
もし日病にそういうことで許すとするならば、結核の指定医会を許さぬというわけにいかぬです。そうでしょう。関係団体ですから。その人たもが集まってやれば、推薦権を持てますよ。だからそこらあたりのけじめつをやはりはっきりしておかなければいかぬと思うのです。そういう関係団体というようなことが不完全だ。第一、もう私がこの前から言うように、医療協議会というものは今の時代をになうだけの機能はないのですよ。
もし日病にそういうことで許すとするならば、結核の指定医会を許さぬというわけにいかぬです。そうでしょう。関係団体ですから。その人たもが集まってやれば、推薦権を持てますよ。だからそこらあたりのけじめつをやはりはっきりしておかなければいかぬと思うのです。そういう関係団体というようなことが不完全だ。第一、もう私がこの前から言うように、医療協議会というものは今の時代をになうだけの機能はないのですよ。
全国の医師に、労災の指定医を志願する人は申し出なさいと申し出さして、その中で特にあなたの方でこれは拒否しなければならぬという人は、あなた方がこれを拒否しては工合が悪い、労災の指定医会とかの意見を聞くとおっしゃったのだけれども、そういうところの代表を入れた機関を別に新しく作って、あなた方も加わって、そしてそこでこれはだめだという認定をしたものだけは却下してだめにする、あとは全部やっていくということにした
何か今あなたの言われるように医師会とか指定医会等の意見を聞くと、こうおっしゃるけれども、指定医会というものはいわば労災の指定を受けておる人の団体ですから、そういう同業者がふえない方がいいということでなかなか指定をやらないということもあり得るかもしれません。
そこでこの指定に当りましては、診療機関の医療関係者及び設備の内容、程度その他この地域の事業場数、労働者数等、実情を考慮いたしまして、適当と認める病院または診療所を指定することとしているのでありますが、これにつきましては各都道府県基準局におきまして、それぞれ現地におきまして各地の医師会あるいは指定医会等の御意見も十分承わりながら指定をいたす、このようなことにしておるわけでございます。