2021-04-08 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
平成九年に児童福祉法改正で乳児保育が一般化されて、指定保育所でないどの保育所でもゼロ歳は三対一で預かれると。十分ではありませんが、それを打ち出した。ところが、その後、平成十年以降はそこでとどまっていて、これからの質の時代は三対一、六対一、二十対、三十対一の次のビジョンが要るだろうと。ところが、まだこれは誰も示していない。
平成九年に児童福祉法改正で乳児保育が一般化されて、指定保育所でないどの保育所でもゼロ歳は三対一で預かれると。十分ではありませんが、それを打ち出した。ところが、その後、平成十年以降はそこでとどまっていて、これからの質の時代は三対一、六対一、二十対、三十対一の次のビジョンが要るだろうと。ところが、まだこれは誰も示していない。
従来、乳児保育等につきましては一定の保育所に限定いたしまして、乳児指定保育所と限定していたわけでありますけれども、これを十年度の法改正に伴いまして新たに一般化したというふうな改善を行って、この目標に向けて努力をいたしているところでございます。
乳児保育については、今まで一定の指定保育所ということで指定したところだけやってきたのを、どの保育所でも受けられるように普遍化いたしまして、保母の基準も乳児については三対一というふうなことで、大幅なそれに見合った改善を図ったところであります。現在、十年度、十年四月現在でゼロ歳児の入所している人が五万九千人ということで、前年度に比べますと三千人ぐらいふえているというようなことでございます。
それから、従来、乳児保育等につきましては一定の設備も必要ということで、すべての保育所ということでなくて乳児の指定保育所ということで、ある限定した保育所で保育を行うということであったわけでありますけれども、今回すべての保育所で乳児の受け入れが可能なようにいたしまして、保母の配置基準も定めたということであります。
それから二番目、六ページでございますけれども、保育所における多様な保育サービスの展開、その実施状況、平成九年度の表が出ておりますが、例えば乳児指定保育所、時間延長型保育サービス事業、一時的保育、これらはほとんど今保育を希望する母親の多くがこういった多様な保育サービスを望んでいるわけであります。
この点につきまして、私ども、今回の改正を踏まえまして、低年齢児の受け入れにつきましては五十一万人から五十四万人に拡大を図りますとともに、従来、乳児保育等につきましては指定保育所制度ということで一々実施につきまして認可を必要としていたわけでありますけれども、これを利用者が希望すればすべての保育所で入れるようにしなくてはいけないというふうに普遍化を図ったところでございます。
また、特に多いのがゼロ歳児の待機児でございまして、これは従来、乳児指定保育所ということで八千六百ほどの保育所に限定されておりましたけれども、これを二万二千五百の保育所に一般化いたしまして、どの保育所でもゼロ歳児から預かれるようにいたしたいということで、来年度要求に向けて努力してまいりたいと考えております。
一方、これまた御指摘いただきましたように、緊急保育対策等五か年事業等で取り上げられている事業の実施状況を見ますと、公私別には、乳児指定保育所では、公営は二〇%の実施率でございますが、民営では五五%、延長保育では、公営が四・三、民営が二四・三、一時的保育では、公営が〇・九、民営が四・三ということで、民営保育所の取り組みの方が進んでいるような実態にございます。
現在、この受け入れ枠につきましては、九年度予算において、乳児保育指定保育所というのがございますが、これが七千八百五十カ所から九千五百カ所に大幅な増加を図りまして、枠自身も四十九万人から五十一万人への増を図る計画にいたしております。積算につきましては、そういった考え方でござります。 〔委員長退席、佐藤(剛)委員長代理着席〕
あわせて、乳児指定保育所の指定の時期が、大体、入園は当然四月からになるわけでありますが、実際に指定されるのは十月になるわけでありますから、その間はそれぞれの開設者がその負担をしていかなければならない、こういうふうに半年のずれがあるわけであります。これは設置者にとっては非常に重い負担になっておるわけでありますので、この辺も、今後どうされていかれるのか、お尋ねをしたいと思います。
○政府委員(横田吉男君) 保育所保母の最低基準そのものにつきましては、先生御指摘のとおり、昭和四十四年以降変わっていないわけでありますけれども、例えば乳児指定保育所ということで乳児保育をやっているところにつきましては三対一、あるいは休憩時間の確保という観点から保育所に保母一人を加配するとか、あるいは延長保育をやっているとか一時保育をやっているとか、それぞれその保育所において努力をしているところにつきまして
○政府委員(横田吉男君) 乳児については乳児指定保育所というようなものにつきまして一定の補助を行う、あるいは延長保育につきましても六人以上というようないろいろ条件がございまして、補助事業の対象になっているわけであります。私ども補助事業をやる場合については、どうしても基準というものが出てまいりまして、ある程度そういった規制が出てこようかと思います。
○清水澄子君 現在であれば障害児は指定保育所に入所させられていると思いますけれども、これではやはり障害児に対する差別につながると思います。ですから、すべてが重い障害だけを持つ子供じゃないでしょうから、やはりこれは今回も取り残された部分と思いますので、これも急いで次の体制に向かっていただきたいと思います。
例えば、時間延長型の保育サービス事業でございますと対象児童数はおおむね六人以上ということでありますし、それからまた乳児保育の指定保育所でございますと乳児が三人以上入所しているということを条件といたしております。
ただ、ふえるに当たりまして、地方においては低年齢児保育促進事業あるいは乳児指定保育所等々の問題は、例えばある一定の児童数がいないと補助対象にならないのではないかという懸念が実はあるんですけれども、その辺について、例えば低年齢児保育、産休明け保育モデル事業、時間延長型保育、これについてそれぞれの傾向とそういう不安に対する御答弁をいただきたいと思います。
逐次受け入れ数もふえてきておりますし、いわゆる指定の乳児保育所、乳児を扱う指定保育所も逐年ふやしてきておりますので、今後とも努力をしていきたいと思っております。
しかし、保育のニーズといいますか需要の方は、御指摘のとおり、むしろ三歳、四歳、五歳といったところは幼稚園との問題もございますからそう伸びておりませんで、一般的に一、二歳あるいは乳児という低年齢児童といいますか低年齢の乳幼児の方々のニーズが非常に大きいということも事実でございますので、私どもは、何とかその辺をいわゆる計画的に乳児保育の指定保育所をふやすとかいろんな努力をしながら、女性の出産、育児と就業
○中西珠子君 先日、社労で厚生省にお伺いいたしまして長尾局長から御返事をいただいたんですが、保育所の数は非常に多くなっておりますけれども、午後七時までやる延長保育が全国で今四百十一カ所しかない、それから午後十時までやる夜間保育は全国で二十六カ所しかない、ゼロ歳児保育、乳児を預かっている保育所は指定保育所が三千二百カ所で現在三万六千六百七十人の乳幼児を預かっているというお話でございましたけれども、全国
乳児保育につきましての対策でございますが、乳児は御承知のように保護をいたしますのに慎重に注意深く、それから熟練をした者が当たらなくてはいけないという大変難しい保育になるわけでございますので、私どもといたしましては、指定保育所という形でつくりまして、設備の面につきましても、また人員配置の面につきましても乳児を保育するのにふさわしい、そういう保育所を指定していくということで対策をとってきたわけでございます
これが全国で三万六千六百七十人乳児が入っておりますが、今さっき申し上げました指定保育所となっておりますのは三千二百カ所でございます。
もっともその前に、四十九年以来若干試行錯誤的な意味で指定保育所という方式でこの問題を取り上げてきたわけでございます。五十三年からいわば特定のところだけではなくて、地域の措置児童の要保育児童の中に心身障害児がおれば、保育所の方でもそれに対応できるような保母さんたちの資質訓練、研修などを行って受け入れるという方式をとってまいりました。
○石野政府委員 障害児保育につきましての基本的な考え方でございますが、四十九年度から、この障害児保育につきまして指定保育所制度をつくって始めたわけでございます。その際には、一定の保育所につきまして特別の設備なり人員を抱えたものについて、障害児を受け入れた場合どういうような形の問題が出るか、そういう問題について、いろいろ試験的あるいは研究的にやってみようという形で出発いたしたわけでございます。
第一点は、従来の方式と今度の方式の変わった点はどうかということでございますが、四十九年度から指定保育所制度をつくりまして、軽度の障害児について保育所に措置をいたした場合に一定規模のものについて助成をする、こういうことでおったわけでございますが、これを四年ほどやってまいりましていろいろな問題点が出てまいりました。