1990-04-12 第118回国会 衆議院 予算委員会 第9号
全農が指定メーカーに対し段ボール箱を直接農協や出荷組合に販売しないよう指示した件、こういうものがある。全農は、何々段ボール会社はこの県しか売っちゃいかぬよという指定をするわけです。全国売っちゃいかぬ、こういうわけですから、その県しか売れないわけです。よその県で売ろうとすると、ばんと怒られるわけですよ。原紙の支給をとめられるというようなこともあるわけです。
全農が指定メーカーに対し段ボール箱を直接農協や出荷組合に販売しないよう指示した件、こういうものがある。全農は、何々段ボール会社はこの県しか売っちゃいかぬよという指定をするわけです。全国売っちゃいかぬ、こういうわけですから、その県しか売れないわけです。よその県で売ろうとすると、ばんと怒られるわけですよ。原紙の支給をとめられるというようなこともあるわけです。
豊和工業とか神鋼建材とか不二サッシとか、こういう数社の指定メーカーがあるわけですけれども、しかし競争原理が全然働かない。こういうことで実態的にはサッシ業界の共同受注、内部でたらい回しをしていく。今回は豊和工業で、その次は不二サッシだというふうに受注先をたらい回しに決めているような実態があると思います。この点でサッシメーカーは大変もうけるということについて安泰なわけですね。
そういう格差というものを正確に農林省が設定をして、これを基礎にして、生産者として生乳団体それから指定集荷団体と指定メーカー、乳業会社の間において、やはり計算が乳脂率によって計算されておるわけであるからして、取引も、加工原料乳とにかく六十四円三十銭という市乳原料の半値でこれは国の制度で供給しているわけですから、これを飲用乳に向け、膨大な不正利得を占めるというわけにはいかぬでしょう。
第二点は、たいへん小さい質問ですけれども、えさ事情の逼迫に伴って、これは大臣、局長も非常に御努力をしていただいて、従来えさ用の穀物については指定メーカーに対して無税で輸入を認めておった。しかし、それだけじゃなくて、今年度から新たに雑穀について一〇%の税金で輸入を認めるということになりました。
はたせるかな、今回、農機具メーカー、佐藤造機を指定メーカーとしておりますところの全国購買農協連合会が数十億円の金をつぎ込み、そのうち前渡金十七億円が焦げつき、コンバインの結束不良というような問題等のためにその修理に要する費用等がかさみ、さらにはそのコンバインを回収して改善をするというようなことが行なわれたために、製品在庫によるところの二十数億円がさらに問題となった事件が起きておることは御承知のとおりでありますが
勿論機械は公社の指定メーカーで、公社の指定の仕様書によつて作りました標準の規格品の検査済というものを使用することに当然なります。而もその設備の検査も、公社がやつて初めて開通ができるものでございますから、この心配は私はないと思います。又保存も一定の保守レベル標準いうものが当然考えられることと存じますので、何らこの点も心配ないと思います。
殊に機械も公社の指定メーカーで作つておる。僅かにその端末の工事だけが今度開放されるかされないかという法律案なんでございますから、全部公社で交換手もメーカーも一元化されている通信事業でないものでございますから、そういう点は私は決して、過去でもありましたが、御懸念ないのじやないか。殊に現在ではすべてが戦前と違つて、例えば四号電話機のごとく、四十号の交換機のごとく、規格が統一されている現在でございます。
只今の機械が大分公社と民間とで質が落ちやしないか、設備のやり方も差が当然起るじやないかという御懸念もおありのようでございますが、大体その使用機器である交換機、電話機、こういうものは先ほど申上げました日本電気、沖電気、富士通信機、日立、東芝、岩崎、こういう六大指定メーカーで造つたもの以外はこれは使いませんです。私どももそういう規格が技術基準として指定されることを当然考えております。