1990-04-18 第118回国会 衆議院 建設委員会 第7号
こういったことをめぐりまして、かねてからこの指名競争入札制度そのものも含めていかにあるべきかという御議論もしばしばあるところでございますし、また最近では、指名競争入札制度がいわゆる談合とのかかわりが出てくるゆえんではないかというふうなお話もよくあるところでございますが、私ども、公共工事の発注方式というものは非常に重いものであるという認識のもとにいろいろと検討、研究を重ねてまいっております。
こういったことをめぐりまして、かねてからこの指名競争入札制度そのものも含めていかにあるべきかという御議論もしばしばあるところでございますし、また最近では、指名競争入札制度がいわゆる談合とのかかわりが出てくるゆえんではないかというふうなお話もよくあるところでございますが、私ども、公共工事の発注方式というものは非常に重いものであるという認識のもとにいろいろと検討、研究を重ねてまいっております。
私は、先ほど来申し上げてまいりました業界の体質を改善する意味でも、この現在の指名競争入札制度そのものを検討する必要があるのではないか。今世界の注目を浴びております日米構造協議が行われておる中でも、建設業界、日本企業の談合という問題がやり玉に上げられておるわけであります。
ただ、先生お話しの指名競争入札制度そのものがということであれば、これは我々は、やはり国際的にも認められた入札制度でありますし、我が国の公共工事は原則として指名競争入札制度によるべきであるということでやっておりますので、その点は御理解を賜りたいと思います。