1982-04-15 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
というのは、私は三月の質問を申し上げたときの議論の重要なポイントになっておりましたのがこういう点でありますから、この際、差し支えなければ、最高額を入れたのはどこの会社で最低と言われるのはどこなのか、安指価格以下になっているのはどういうところか、これが明らかにされれば私はしてほしいと思うのであります。いま、今後のこともあるのでそこのところは明らかにするのはまずいというお話がありました。
というのは、私は三月の質問を申し上げたときの議論の重要なポイントになっておりましたのがこういう点でありますから、この際、差し支えなければ、最高額を入れたのはどこの会社で最低と言われるのはどこなのか、安指価格以下になっているのはどういうところか、これが明らかにされれば私はしてほしいと思うのであります。いま、今後のこともあるのでそこのところは明らかにするのはまずいというお話がありました。
そのうち最も高いのは安指価格をどの程度上回っているのか、あるいは低いのはどれぐらいだったのか。
価格的に明示できないとしても、安指価格を幾ら上回ったかというのは大体出るのではないですか。
○芳賀小委員 それで結局現実の問題としては、政府の支指価格より相当北海道の澱粉は価格が下回っているということは、これは松岡さんも認められた点です。しかもそれは昨年よりも十二貫一袋で百四十円下げた。なおまたそれを下回っているわけですから、これは生産者の側を見ると、実に容易ならぬ事態なんですよ。
そんな関係で、この点は非常に困っていますから、価格の安定の点からいってカンショとそれからジャガイモは全然離して、そして澱粉の支指価格を早く一カ月以上前に決定をしていただきたい、こういうことなんであります。これが一つ。
○中西説明員 実は計算が確定しておりませんので、何とも申し上げかねるのですが、農産物価格安定法の趣旨がやはり一定の支指価格という建前をとつておりますので、われわれの計算も政令に基く計算方式を忠実にあとづけてやつて行くという以外にないわけでありますが、現在いろいろな計算をやつてみましたところ、それほど下るという傾向も出ませんし、それほど大きく上るという傾向も出ない、そういうふうに感じがいたしているわけです
それからもう一つは、法律の立て方といたしまして、支指価格という立て方で定めてあるわけでありまして、これで政府が価格を固定させるという意味でありませんので、最低の線で支持するという意味合でありますので、パリテイ価格で算出したものを、一応原料価格として取上げるということにしております。