2010-10-27 第176回国会 衆議院 外務委員会 第2号
時間がないので、その点に関連して、これは経済カードと言うべきか、経済カードというのは大きい言い方ですが、対抗措置として、例えば、中国人観光客の日本入国手続の簡略化をさせない、中国人観光客の日本入国手続を厳密にするとか、あるいはまた、機内持ち込み荷物の制限の厳格化とか、そういうのがいいとか悪いとかは私は余り言う必要はありませんね、そういうものを、そういうカードも切るべきであったというふうな声がありますが
時間がないので、その点に関連して、これは経済カードと言うべきか、経済カードというのは大きい言い方ですが、対抗措置として、例えば、中国人観光客の日本入国手続の簡略化をさせない、中国人観光客の日本入国手続を厳密にするとか、あるいはまた、機内持ち込み荷物の制限の厳格化とか、そういうのがいいとか悪いとかは私は余り言う必要はありませんね、そういうものを、そういうカードも切るべきであったというふうな声がありますが
たとえばハイジャックが起きました直後には、持ち込み荷物を厳しく検査したり、あるいは制限をいたしますので、荷物を少なくする、こういうことは国民の皆さんも当時は御理解いただけるんですけれども、それがだんだん時間がたつに従ってルーズになってまいりまして、荷物をたくさん持ち込む、検査も、徐々にですけれども、緩くなってしまった、こういうこともございまして、そういう点につきまして私ども深く反省しておりまして、これからのやり
それから、身体検査及び機内持ち込み荷物の検査の強化を行う。その体制を確立するまでの間は、各国がやってくれない場合は日本航空独自の検査を承認をしてもらう。 それから、日本航空の会社側の防止対策、これは後から私は会社に聞きますが、何と言っても日本航空自体が運送約款に基づいて行われる各検査の周知徹底と検査の実施。
そういったことをおそれまして、私どもはあの事件の起こったすぐ後で、旅行業者の団体が二つほどございますが、旅行業者の団体に対しましていまの持ち込み荷物の制限の問題を周知徹底させまして、空港に来る前にすでにお客さんは荷物を詰めるわけでございますので、その辺に接触するのはまさに旅行業者でございますから、旅行業者がお客さんに対しまして十分その約款の中身をかみ砕いて説明をし、かつ大事なところは守ってもらうように
ところが最近のお話というか状況をつかんでみますと、いまの持ち込み荷物についても、競争相手があるからなかなか励行はできないのだろうと私どもは思うのです。国内は競争相手と言っても二、三社きりありませんから、これはやれば簡単だと思いますが、それでもやはり競争になるということで踏み切れないのじゃないかという心配をしているわけです。 そうするとこの約款は空約款ということになってくる。
その場合に、持ち込み荷物のチェックといったようなこと、あるいは身体検査ということはありますけれども、それが日本ばかり、あるいはドイツやフランスばかり厳重にやってみたところで、途中の国々でルーズに行われればこれは何にもならぬわけです。 したがって、思い切って機内持ち込み荷物を、たとえばチェックをするだけで抜かりがあるということを考えたならば、これはいつそのこと禁止してしまう。
いま現実にやっております予防策というのは、ジェットの入る十八空港におけるボデーチェックとか、あるいは金属探知器、レントゲン、あるいは持ち込み荷物あるいは受託荷物等の開披の検査等もやっておるわけでありますが、これはもっと強化しなければいけない。それから国際線でありますけれども、非常に厳重な国もあります。
また、ハイジャックの防止につきましては、諸般の対策を講じながらも、なおかつ今回のような事件が起こったのでございますので、ハイジャックー航空関係不法行為を防止するための方策といたしましては、旅客のボディチェック、持ち込み荷物の検査等、すでに考えられているもろもろの手段を、なお一そう徹底していくことが最も適切であると考えられます。