2018-05-16 第196回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
通常の場合、五年持ち越し米となった段階で飼料用等として売却をしております。 これについて、TPP対策として見直しを行い、これまでの備蓄運営に加えまして、国別枠の輸入数量に相当する国産米を備蓄米として買い入れ、国別枠の輸入数量の増加が、国産米、国産の主食用米の需給及び価格に与える影響を遮断することとしております。 これによりまして、米農家の再生産が確実に可能となるよう努めてまいります。
通常の場合、五年持ち越し米となった段階で飼料用等として売却をしております。 これについて、TPP対策として見直しを行い、これまでの備蓄運営に加えまして、国別枠の輸入数量に相当する国産米を備蓄米として買い入れ、国別枠の輸入数量の増加が、国産米、国産の主食用米の需給及び価格に与える影響を遮断することとしております。 これによりまして、米農家の再生産が確実に可能となるよう努めてまいります。
○紙智子君 報道では、全農が、二〇一三年産の持ち越し米ですね、これが十月末で六十万トン発生するというふうに見込んでいたと。今回の過剰米対策で三十五万トン市場から離すということですから、隔離するということですから、そうすると、六十万トンということでいうと二十五万トンの持ち越しが発生すると。供給過剰感というのは解消されないんじゃないかと。
しかしながら、米飯学校給食の回数が全国平均で週二・九回となりまして、目標の三回に近づいているということもございまして、回数の増加が頭打ちとなっていること、それから、交付される米が新米ではなくて、これは十五度以下で低温保管はされておりますが、持ち越し米、古米ということになっていること、それから、交付される数量が増加分の全量ではなくて六割であること、こういったことがございまして、これまでの交付実績は低調
○参考人(米本博一君) 今の御質問にお答えする前に、先ほどから問題になっている持ち越し米、十八年産の関係、全農の子会社もありますが、子会社に売った比率は二〇%でございます。これは全農が通常売っている比率も二〇%でございます、子会社には。特に子会社だけに数量を増やして売ったわけじゃございません。
具体的には、まず政府米対策でありますところの持ち越し米七十五万トンの援助用隔離、先生もこれについてはいろいろと御議論いただいてそのようにさせていただいたわけでありますが、うち五十万トンは御案内のとおりWFPを通しまして北朝鮮への援助に回しているところであります。
それから、十一年産の米が売れ残っておるというものにつきましては、これは今後販売が見込めないものについては政府持ち越し米と交換の上、加工用などに処理をするということでございます。 それから、ことしの米、十二年産の米の豊作分につきましては、そのうちの十五万トンにつきまして主食用以外の用途、つまり配合飼料用の原料として処理をするということでございます。
そのために政府持ち越し米、古米でございますが、これを販売する。これが十五万トンございます。 それから、十一年産の米で、自主流通米でございますが、販売残が十四万トンほど見込まれておりまして、これを政府の持ち越し米と交換をする。これは等価交換でございまして、政府の持ち越し米は古米でございますので、十一年産の自主流通米十四万トンに対しまして政府の等価交換の古米が十八万トンになります。
まだまだこの価格低下の原因はいろいろあるかと思っておりますが、現実こういうことになってきた一つの原因としては、やはり何といっても、持ち越し米が多いといいますか供給過剰、何もことしに限らず昨年、一昨年のものがあるということで、需要供給関係をきちっと締めなければいけないというのも、これは一つの大きな施策であるかと思うわけでございます。
そうすると、今の持ち越し米の三百九十二万トンの処理というのはなかなか難しい、制度的にも難しいしお金の面でも難しいんです。 私は、ウルグアイ・ラウンド費というのは、こういう輸入、ミニマムアクセスをしたことに起因するわけですから、せめてミニマムアクセスしたお米の処理にはウルグアイ・ラウンド費が使えるというようなことをぜひしていただきたい。
○説明員(阿部修君) 政府買い入れ数量の件でございますけれども、ただいま私ども政府が持っておりますいわゆる政府持ち越し米でございますけれども、これも備蓄の上限でございます二百万トンを超えまして二百二十四万トンという数字を今我々は持っておるわけでございます。
それからもう一つですが、実はこれは、これからラウンドでもって四十万トンから八十万トンの外国産米を受け入れる、あるいは備蓄でもって持ち越し米が間違いなく、先ほどの答弁では二十万トン、三十万トンというような、端境期にショートするようなことはないであろう、こう思いますから、恐らく百万トン以上の備蓄が持ち越し在庫として来るのでありましょう。
これまでの経緯について申し上げますと、まず昭和五十年八月の総合食糧政策の展開におきまして、二百万トンの在庫目標を掲げて五十一年産以降三年で積み増すということとされてやったわけでございますけれども、五十年産米の大豊作等によりまして、五十一年十月末の一年持ち越し米が二百五十四万トンと、既に単年で超えたわけでございます。
これに持ち越し米二十五万トンを加えますというと次米穀年度へは二十万トンの持ち越しになるだろうという、政府米の方も大変厳しい状況だというふうに伺っておるのでありますが、まずその中身で伺いたいのが、百六十五万トンの集荷のうち自主流通米からのUターンは幾らですか。数字だけで結構です。
それからまた、モチ米につきましても主産地の佐賀が災害に遭ったというようなことで、需給関係、持ち越し米を持っていたわけですけれども、相当厳しい操作をして、今お話がありましたように、他用途米については三万トン、モチ米については二万トン弱の新米を充てて対応したわけでございます。
先ほど申し上げましたように、三年産は九五という不作でございましたので、集荷量等がかなり減少するという状況になったわけでございますけれども、持ち越し米が百八万トンございましたので、特に量的な需給の面から申し上げますと支障はない。
ところが、食糧庁の今年度の予算書を見せていただきますと、需給調整特別事業という事業の中で、政府持ち越し米と他用途利用米の円滑な交換を行うということで、その中で他用途米を二十五万トン政府米と入れかえるという、こういう事業計画があるんですね。
○政府委員(京谷昭夫君) ただいま先生御指摘のありました、予算に計上しております、需給調整特別対策の中に計上しております二つの事業でございますが、最初に御指摘のございました需給調整特別事業、政府持ち越し米と他用途利用米の円滑な交換というアイテムでございますが、これは、他用途利用米の場合には比較的品質に対する特別の選好がそう強くないわけでございますけれども、政府米の方につきましては新米志向が最近大変強
○星野朋市君 実はそれをお聞きいたしましたのは、昨年の作柄指数が一〇三を上回っておる状況で、政府のいわゆる管理下にある持ち越し米というのをたしか昨年は相当量上乗せするという計画だったはずなんです。実際に今推計で資料を見てみますと、ようやく十万トンふえるかどうか。そうすると、作柄が一〇〇であった場合、平年作であった場合はふやすというわけにいかないんですね。昨年は大体千五十万トン。
それから、もちろん政府米は、持ち越し米といいますか政府のものもありますので、そういったものを供給する。いわゆる毎年の一年間の流通量ということでいきますと、大体政府米が四割、自主流通米が六割ということでございましたが、ここへ来まして、一番新しい元年産の流通量ということでいきますと、三六%ぐらいのところまで政府量が下がってきている。
○村沢牧君 持ち越し米があっても、それは消費者の好まない米なんですよ。受け取り手がない米なんです。一生懸命集荷しているというけれども、参考までに申し上げますと、私は長野県ですが、長野県では政府米が一四%、せいぜいやってもそれだけなんです、集まりっこないんですよ。なぜ集まらないかといえば、生産者米価が引き下げられる、逆ざやが解消される、政府米として出荷するメリットがないわけですね。
持ち越し米だってないでしょう、なくなってくる。今出先の食糧事務所はいかにして政府米の集荷を確保するか必死になっているんですね。なかなか集まらない。こんなことで政府米の機能が果たせるんですか。一体備蓄はどれだけ必要だと考えているんですか、政府は。
○政府委員(浜口義曠君) ただいま先生がお話しになりました他用途利用米と政府持ち越し米との交換の問題でございますが、これは政府持ち越し在庫が適正水準を超える段階で、消費者にできるだけ新米を給供することを通じまして消費の拡大にも資するという観点から実施されたものでございます。
○政府委員(浜口義曠君) 六十三年産の他用途利用米とこの政府持ち越し米との交換に関連をいたしまして、二次集荷団体に支払われた金額は総額六億八千万程度と承知しております。支払われた金額について、先生今経済連にどのくらいということで、主な上位のところでよろしゅうございますか。 これは宮城、庄内、茨城、富山、長野各経済連でございまして、その最高は一億八千八百万円、最低三千三百万円程度でございます。
この四割程度という数字でございますけれども、食糧庁に置かれました流通研の問題のときから、さらに農政審の報告のところでもそのように書かれておりまして、私どもはある程度現行の保有米、政府持ち越し米等との関連を考えていかなければいけませんが、大体四割程度といったものも頭に置いていかなきゃいかぬだろうというふうに思います。