1987-12-09 第111回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
しているわけじゃございませんで、例えば超長期を要します造林、先生からお話ありましたような造林に必要な経費につきましては、これは資産経理として勘定いたしまして、その年の造林経費というものを直ちに損益計算には反映させないということで、将来当該林木を伐採、すなわち販売して収益が出ました際に初めて費用化するというような仕組みをとっておりますし、それから長期的な視点に立つということで、長期借入金でございますとか、あるいは持ち越し現金
しているわけじゃございませんで、例えば超長期を要します造林、先生からお話ありましたような造林に必要な経費につきましては、これは資産経理として勘定いたしまして、その年の造林経費というものを直ちに損益計算には反映させないということで、将来当該林木を伐採、すなわち販売して収益が出ました際に初めて費用化するというような仕組みをとっておりますし、それから長期的な視点に立つということで、長期借入金でございますとか、あるいは持ち越し現金
しかし、国有林の経営というものは結局そういう経済林、非経済林含めまして、全体の中で経営の運用をやっていく、そして非常に資金が足りないときには、例えば長期借入金の制度によって必要な補てんを行う、あるいは非常に木材価格の条件のいいときには現地に余剰が出るわけですから、そういうものを蓄積して持ち越し現金として、それを足りないときの支出に充てていくというような、そういうことが結局特別会計制度をとらせている。
現金収支会計におきましてはこの歳入と歳出、これは年度の収支が強く出てくるものでございますけれども、この場合にも企業会計でございます国有林野事業の勘定の性格あるいは林業生産の長期性ということにかんがみまして、単年度の自己収支の枠によって制限されないようにということで、長期的な視点で資金を確保するという観点から、特別会計法の中に長期借入金の外部資金の導入の規定がございますし、それから、一般会計と違いまして持ち越し現金
なお、国有林野事業の特別会計の状況でございますけれども、四十八年あるいは四十九年につきましては木材価格の高騰等がございまして一応黒字計上いたしておりますけれども、先ほど来申し上げておりますような公益的な要請等にこたえまして伐採量が減るとかあるいは材価の低迷等がございまして、現在収支がきわめて悪化いたしておりまして、いままでの貯金の持ち越し現金等をその赤字補てんに充てておる、こういう実態でございます。
そういたしますと、それに必要な資金というのは、林産物の販売とか、そういう収入を中心といたしておりますけれども、過去における持ち越し現金、言うなれば貯金でございます、そういうものを充てているということもございますし、また、資金事情によりましては資金運用部資金の借り入れ、そういうことまでいたしまして資金を投入して、りっぱな森林をつくり立てていこうということで経営したいと思っておるわけでございます。
ただ、先ほど来先生から御指摘のような数字の予算になっておりますけれども、五十年度につきましての△の百三十億につきましては、持ち越し現金がございますので、それで充当してまいるつもりでございます。しかし、長期的に見ます場合は、いままでのように価格がいつまでも上がるというようなことが期待できるわけでもございませんし、かてて加えまして伐採量が減少するという実態もございます。
従来は、昨年のように持ち越し現金によって何とか収支ペイできるような予算を組んだのでありますが、ことしはその持ち越し現金自体ももうなくなっているんだと思います。ですからその辺のちょっと赤字になりました要因ですね、それと補てんする場合の借り入れ金、利息なんかどうなるか。これはやっぱり来年になって七百億なら七百億というものを返さなきゃなりませんね。
特別積み立て金のほうは、これに見合う現金をためておき、それが持ち越し現金でございますが、それの累計でございますが、そういう制度になっておりまして、これはいろいろと翌年の予算編成の際には一般会計に繰り入れるなりあるいは特別会計に繰り入れるなりして活用するものでございます。
それから、最初に伺いたいのは、これは簡単でけっこうですが、そろそろ来年度の郵政事業の特別会計についても予算編成の準備を進めておられると思いますが、われわれが心配するのは、本年度予算が持ち越し現金でどうにか収支ペイをするというような状況でありますから、全体の経営がどういうふうな形でやられるのか心配をしているわけですけれど、どうでございますか、端的に言って郵便料金のさらに引き上げというようなことに依存をするほかないというような
持ち越し現金を使ってやっとことしは収支ペイをしているような郵政会計の現状を見るにつけましても、こういうことも一面にはある。しかし、いま国鉄運賃が国民の前に批判をされているのはやはりそこにあると思うのですね、一方においてサービスダウンをどんどん平気でやって、駅を無人にしたり、あるいはノンストップにしたり、これが国民の鉄道かというふうに不満を持っている。
あと郵政事業の公企体化というのが、私どもこれは小林郵政大臣の当時から伺っておったのですが、それが何か立ち消えてしまって、幽霊のように消えていくようなふうに感じているものですから、そのこともちょっときょう伺いたかったし、それから四月二日から公定歩合が上がりまして、郵便貯金のほうもまたこれは利率の引き上げをしていただくことになると思うのですけれども、これは郵政予算全体についてことしも赤字予算で、持ち越し現金
○政府委員(浅見喜作君) 百三十三億と申しますのは四十六年度末での剰余金総額でございまして、四十九年度に対して使い得る持ち越し現金と申しますのは、今四十七年度の決算を見ませんとはっきりしたことが申し上げられない状況でございます。
○鈴木強君 そうすると、四十九年度末で——この持ち越し現金というものはまあ百三十三億使ってしまったわけですから、これはまあ推定になりますけれど、どのくらい残ると見ておりますか。
まあこの持ち越し現金そのものもなかなかこれよくわれわれには理解できないんで、この前もずいぶん聞いてみたけど、よくわからんです。どこからどういうふうに集まってくる金かわかりませんが、そういうものが出てくるわけですね。
第三に、国有林野事業特別会計につきましては、国有林野事業の財務状況に対処し、森林の持つ公益的機能の維持増進、木材の持続的かつ計画的供給という国有林に課せられた使命を果しつつ、可能な限り経営の合理化を進めることとしておりますが、国有林野事業勘定の歳入予定額は一千八百八十一億三千二百万円、歳出予定額は一千九百五十一億三千二百万円でありまして、差し引き歳出超過額七十億円は、前年度からの持ち越し現金をもって
したがいまして、昭和四十八年度歳入歳出予定額におきましては、百三十三億二千五百万円の歳出超過となっておりますが、これにつきましては、前年度からの持ち越し現金を充当することといたしております。
しかしこれは長期的な展望に立った料金改定ではなかったと思いますが、しかしこの現状を考えてみますと、昭和四十八年度の予算でも、拝見をしますと、すでに百三十三億二千五百万円の支出超過が見込まれており、したがって四十八年度はさしあたって前年度の持ち越し現金で充当するのだというふうに説明がなされております。
第三に、国有林野事業特別会計につきましては、国有林野事業の財務状況に対処し、森林の持つ公益的機能の維持増進、木材の持続的かつ計画的供給という国有林に課せられた使命を果たしつつ、可能な限り経営の合理化を進めることとしておりますが、国有林事業勘定の歳入予定額は一千八百八十一億三千二百万円、歳出予定額は一千九百五十一億三千二百万円でありまして、差し引き歳出超過額七十億円は、前年度からの持ち越し現金をもって
したがいまして、昭和四十八年度歳入歳出予定額におきましては、百三十三億二千五百万円の歳出超過となっておりますが、これにつきましては、前年度からの持ち越し現金を充当することといたしております。
第三に、国有林野事業特別会計につきましては、国有林野事業の財務状況に対処し、森林の持つ公益的機能の維持増進、木材の持続的かつ計画的供給という国有林に課せられた使命を果たしつつ、可能な限り経営の合理化を進めることとしておりますが、国有林野事業勘定の歳入予定額は一千八百八十一億三千二百万円、歳出予定額は一千九百五十一億三千二百万円でありまして、差し引き歳出超過額七十億円は、前年度からの持ち越し現金をもって
それから、自己資金につきましては、ただいまお話がございましたように、内容といたしましては、当該機関の金繰りを見て財投の額を決定いたしておりますから、前年度からの持ち越し現金あるいは回収金、縁故債等の自己調達資金、産業投資特別会計以外の特別会計あるいは一般会計等からの出資金は全部ここに入っておるわけでございます。