2014-10-16 第187回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
仮定のお話についてはお答えすることは困難でございますが、いずれにしましても、海上保安庁においては、平素より、竹島周辺海域で操業する我が国漁船の安全を確保するなどの観点から、巡視船を哨戒させ、我が国の漁船などの被拿捕防止指導、情報提供を行っております。
仮定のお話についてはお答えすることは困難でございますが、いずれにしましても、海上保安庁においては、平素より、竹島周辺海域で操業する我が国漁船の安全を確保するなどの観点から、巡視船を哨戒させ、我が国の漁船などの被拿捕防止指導、情報提供を行っております。
ロシアと接する根室海峡それから宗谷海峡は好漁場でございまして、しかも小型漁船が容易に出漁できる距離にあることなどから、多数の漁船が出漁しておりますが、海上保安庁では、ロシアによる拿捕が発生するおそれの高い根室海峡に三隻、宗谷海峡に一隻の巡視船を常時配備して巡視を行い、出漁船に対し直接拿捕防止指導に当たるとともに、漁業協同組合などを通じて拿捕防止指導を行っておるところでございます。
特に根室海峡におきましては、常時巡視船艇二隻を配備しまして、拿捕防止指導に重点を置いて哨戒を行っているところでございます。これからもソ連警備艇の動きにも十分留意しながら、日本漁船の安全操業を確保するために、また地元の漁民の方々の期待にこたえるよう、きめの細かい哨戒を続けてまいる所存でございます。
このため海上保安庁は、わが国漁船の出漁状況等を勘案し、道東及び道北方面のソ連主張領海線付近に巡視船艇を配置しまして、漁船の監視、保護に当たっておりますほか、漁業基地においては関係機関、組合を通じまして、あるいは海難防止講習会等を通じて、拿捕防止指導を行っておるような次第でございます。