2012-04-17 第180回国会 参議院 内閣委員会 第7号
原発事故の場合は、三十キロ以内、何キロ以内とこういう放射性物質の拡散範囲が分かりますから、むしろある意味で規制掛けやすい。非常に規制が掛けにくいんだろうと。だから、この法律の目的とすることは、新型インフルエンザから国民の命を守るというときに効果がなければ意味がない。
原発事故の場合は、三十キロ以内、何キロ以内とこういう放射性物質の拡散範囲が分かりますから、むしろある意味で規制掛けやすい。非常に規制が掛けにくいんだろうと。だから、この法律の目的とすることは、新型インフルエンザから国民の命を守るというときに効果がなければ意味がない。
その中で、温排水の影響評価については、拡散範囲は放水口近傍に限られると予測されており、その影響は小さいと評価されております。また、中国電力は、温排水に係る環境監視として、取放水温度の連続測定等を行うこととしております。 経済産業省としても、中国電力の対応を踏まえつつ、環境保全の観点から必要に応じ事業者を指導してまいりたい、このように考えております。
例えば、鹿児島県の川内原発では、温排水の拡散範囲について放水口からおおむね二キロメートルとしてきたが、五キロメートル以上に広がっている例があるという報告もあります。また、この海域での複数の発電所の影響についても非常に懸念をされて、内海に原発を造るのはもう生物多様性にとっては最悪の選択だという指摘もされています。
○前島分科員 何せ煙突が二百メートルですから拡散範囲もひどいし、清水という地域とそれからこの東側の方、気象的には西側に流れる分が多いだろうというけれども、風向きによっては東側の方にも流れることは当然あるのでして、東の方は富士、富士宮も当然二十キロ、三十キロ圏内に入りまして、この地域は地域的に非常に大気の状況が悪い地域でありますから、その上にと、こうなってきますと非常に問題がある。
水銀の拡散範囲というものが、たとえば〇・二キロでは一平方メートル当たりに一・七マイクログラム、七キロ地点では一マイクログラム、二十二キロ地点で〇・二マイクログラムというデータが出た。こういうぐあいに報告されておるのですが、以上の試算データについて資源エネルギー庁はどういう御見解をお持ちか。環境庁はどういう御見解をお持ちか。
その半径につきまして申し上げますと、五平米の破口で二百メーターの液の拡散範囲ということになっております。十五平米の破口で四百メーター程度である。この液面から拡散したガスが、濃度五ないし一五%の範囲につきましては、無風状態の場合で、五平米の破口のときには九百五十ないし二千七百八十平米というようなことになっておるようです。
第二点、それの拡散範囲について七十三ページに書いてある。これは九・一度Cを基準にして、一度上昇した場合には汀線方向の距離は千五百メーター掛ける二、いわゆる半径千五百メーターという意味でしょう。沖合い方向の距離八百メーター。そうすると、あなた、電調審で承認を得た七百二十メーターの倍あるじゃないですか。どういうの、これは。この点が第二点。 時間がないから一緒にやります。
○高木説明員 電源開発調整審議会におきまして議論になりましたのはまず水量でございますけれども、水量については一、二号合わせまして約二十二トン毎秒でございまして、それから温度上昇でございますけれども、これにつきましては八度ないし十度近く本来上がるわけでございますが、この場合に取水口を深層取水として、放水口の温度の上昇は五度C以下、冬は七度C以下、そういうことで計画されている、それから拡散範囲につきましては
その説明の部分を中心に、たとえば温排水の温度はどれくらい、それから水量はどれくらい、それからそれの拡散範囲を調べるとどれくらいになる、こういうことが前提として承認になっているはずですが、こういう点について電調審から御答弁をいただきたい。
現在動いておりますところ、あるいは建設に入っておりますところにつきましては、漁業への影響の観点からここをやめるべきであるという答えになったところはございませんが、ただ、温排水の排水の仕方であるとか取水の仕方であるとか、あるいはそういった観点等でこういう方がより影響が少ないのではないかというような考え方で、たとえば深層から取水するとか、あるいは排水口にいろいろ細工をいたしまして拡散範囲が小さくなるとか
流出数量もそうであるし、地上拡散範囲の問題もそうでございますし、あるいは防油堤のやられた長さにつきましても、翌日の私が近寄れないところで遠くから見た感じと実際は違っております。
○説明員(佐々木輝夫君) 私どもとしても、ある程度の期間、この被害が今後続くということを予想いたしておりまして、いままでは当面対策に追われて、関係の県の試験場等も今後の状況の把握体制等についてほとんど考える余裕もなかったような事態でございますが、大体、油の拡散範囲等がほぼ見通しがつきました段階で、年内に、水産庁の水産研究所が中心になりまして、各県の試験場と連絡をとって、今後油の汚染による漁場の被害、
で、水産生物につきましては水産庁、それからいろいろな拡散範囲の予測等につきましては環境庁と通産省と協力してというふうに、おのおの持ち分持ち分に応じまして現在そのデータの取りまとめ中でございまして、その結果を待ちまして、できるだけ早くその基準を設定したいと、こういうふうに考えておる次第でございます。
それで、この数よりも少ない一秒間四百八十トンでも、拡散範囲は局所的でありまして、その一部に霧が発生することは考えられる。
しかし、御案内のとおり、新たなる基準の設定でございますし、拡散範囲もきめなければなりませんし、温度差もきめなければなりませんし、場所その他の問題も技術的に非常にむずかしい問題でございます。水質基準の中で水質の中にはほかのものはいろいろな物質等が入っておるわけでございますが、これは温度の問題でございます。
結局、拡散範囲とか、それから水産物、プランクトンに対する影響の度合いがはっきりいたしておりません。したがいまして、そういったものが集まった段階で拡散範囲並びにその温度差、その辺をきめざるを得ないわけでございます。したがいまして、その辺のめどが、残念ながらここではっきり明言できませんので、できるだけ早くというふうにお答えするより現在のところしかたがないわけでございます。
温排水の低減に関しますいろいろな研究につきましては、これもやはり電力会社等を指導いたしまして、その影響がなるべく少なくなるよう、あるいは温排水の拡散範囲の予測ができるだけ少なくなるよう指導しているところでございます。
それからいろいろな拡散調査や何かにつきましては、関係の省庁と協力いたしまして数年前から続けておりますし、本年度においても相当予算をふやしてもらいまして精力的に続けて、拡散範囲の的確な把握にもつとめていきたい、こういうふうに考えておる次第でございます。
あるいはその排水した温排水が、わりに早目に希釈するような、まじり合って拡散範囲が縮まるような排水口の設計でございますとか、そういうものについてもいろんなその地点に合った適当な対策をとるように指導しているわけでございます。 それから温排水の影響でございますが、これはまだ、しかと解明された的確な結論が出ておりませんが、確かに漁業等にある程度影響を与える。
○松下説明員 水温のいわゆる拡散範囲その他につきましては、資源保護協会で調査した結果につきまして、現在水産庁で検討しております。
○説明員(和田文夫君) 浜岡原子力発電所の二号機まで増設いたしますと、毎秒約八十トンの温排水が出てくるわけでありまして、われわれが、いろいろな従来用いられている比較的実態と合うと言われている機器を用いましていろいろ検討した結果、拡散範囲、これは摂氏で温度が二度上昇する範囲でございますが、その範囲は、放水口から約千五百メートル、条件によってはもっと少なくなりますが、大体いろいろな安全サイドを考えましても
○岡田(春)委員 この点も詰めなければならないのですが、もう時間がだんだんないので、もう一つ伺いたいのですが、これは宮崎局長、あなたのほうの速記録に出ていることを言いますから、あなたのほうで電源開発官並びにあなたのさっき言った水産庁から来ている人の意見によると、温排水の拡散範囲は一度Cで約七百八十メートルの半径、沿岸流を考慮して、その両側に七百二十メートル、それを加えて千五百メートルの範囲以上には温排水
閣議で了承を受けたその内容は、やはり同様、科学技術庁が持っている試算方式によって従来の実績から見ると、温排水の拡散範囲は前面海域の一部に限定されるものと考えられる、だからあまり影響はない、こういう答弁書が出されている。それからもう一つは、これはまあ三月に私たちが国会で取り上げたときに同様の答弁がされている。
調査員は七名でございますが、これは水産庁の研究所グループで、漁民にとっては最も重要な拡散範囲を担当したのは水産庁の方ですが、これらのスタッフの方々が、温排水の有効利用の研究グループでもあるということが、私たちには何となくその結果についても疑惑を持たざるを得ないその端緒になっております。