1975-06-05 第75回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号
○元田説明員 昨年の十二月の六日に海洋拡散実験が行われましたが、その結果は、現在まだ詳細に解析中でございますけれども、中間報告といたしましてわれわれが承っているところによりますと、線量を十六メートル下の放出管から放出するわけでございますが、それが海洋に達するまでの垂直の拡散率が百分の一程度と見積もられておりましたけれども、噴出中のノズル内の線量濃度、ノズルより十メートル上昇した付近の線量濃度あるいは
○元田説明員 昨年の十二月の六日に海洋拡散実験が行われましたが、その結果は、現在まだ詳細に解析中でございますけれども、中間報告といたしましてわれわれが承っているところによりますと、線量を十六メートル下の放出管から放出するわけでございますが、それが海洋に達するまでの垂直の拡散率が百分の一程度と見積もられておりましたけれども、噴出中のノズル内の線量濃度、ノズルより十メートル上昇した付近の線量濃度あるいは
あるいは排気ガスは大容量噴気で非常に拡散される、拡散率も非常に高いということで、局所濃厚汚染現象を示しにくい、こういったことがわれわれ結論として得られたのでございます。
それで、これは大気保全局のほうからも発表しましたのにございますように、航空機の場合は特に大量の空気とともに噴出されるということがございまして拡散率が高いということもございまして、いろいろと影響につきましても今後の研究に待つところがあるとしましても、そう大きくないというデータ孝もあるわけでございます。
そして拡散率が非常に高いわけでございます。しかも飛行場で申せば非常に拡散率がいいわけでございますから、自動車のような局所濃厚汚染現象は非常に示しにくいわけでございます。 したがいまして、私どもが大阪空港、これは東京空港と全く同じでございますが、調べた結果によりますと、大阪空港の場合ほとんど環境基準を満たしております。
きょうは厚生省も来ておられるわけでありますが、御承知のように、毒性については、メチルブロマイドは、分子量九四・九五、ガスの比重が三・二七で空気よりも非常に重く、あるいはガスの拡散率が悪い。しかも吸着性があり、おまけに無臭であるから始末が悪い。吸入しても気がつかない。患者の多くは頭痛、目まい、足ががくがくする、視力障害、性欲減退、そういうようないろいろな障害が起きております。