1969-04-07 第61回国会 衆議院 外務委員会 第11号
拡大パリ会談も、何か期待に反するような点もないではありませんけれども、やはり関係当事者が全部一堂に会して世界的な期待をもって進められておる限りにおいては、私は、この希望というものは必ず達成できるであろうと考えます。
拡大パリ会談も、何か期待に反するような点もないではありませんけれども、やはり関係当事者が全部一堂に会して世界的な期待をもって進められておる限りにおいては、私は、この希望というものは必ず達成できるであろうと考えます。
それから国際情勢の変化については、やっぱり私どもとしては、ベトナムの行くえというものが、これはお互いの問題でありますが、非常に期待もされていることで、拡大パリ会談のなり行きというものが、戦闘行動の停止ということがすみやかにできれば、これは国際情勢の一つの大きな変化ではないかと考えるわけでございますが、これはどうもごく最近の状況では、必ずしも早急に大きな変化が起こるかどうか、私どもは大きな期待を持ちながら
○愛知国務大臣 これもしばしば申し上げておりますが、われわれとしては、拡大パリ会談の成果が一日も早く出てくることを望んでおるわけでありますが、そうなりますと、たとえば休戦監視というようなものが当然、あるいは国連というかっこうになりますか、あるいはその他の国際会議というかっこうになりますか、そういうものが組織されるでもありましょう。
○愛知国務大臣 この問題はずいぶん古くにも一時問題になったことがあると思いますけれども、現在拡大パリ会談の終末がどういう形で、どういう機構になるかということが——実はこれは日本できめるわけでございませんから、ほんとうにそれこそ仮定の仮定の問題でございますが、先ほど申しましたように、私は、現行の日本の法制に疑義を生ずるようなことはやるべきでない、かように考えております。
これは拡大パリ会談の成果がどうあがるか、あがることを前提にしてさしあたり考えておかなければならない問題だ。 それから次は、いわゆるポスト・ベトナム、その後における再建策についていかなる協力をするか。
次に、拡大パリ会談の現状とベトナム和平の見通しについてお尋ねいたしたいと思います。 これは、日本にとってのみならず全世界の人々がこの拡大パリ会談について非常に深い関心を持っておるわけでございますけれども、最近これが足踏みをしておる。これはいろいろな背景があるかと思いますけれども、現状についてどういうふうに外務大臣としてお考えになっているか、お伺いをいたしたいと思います。
○倉成分科員 ただいま大臣仰せのとおり、拡大パリ会談がかりに破れるということになって戦争がエスカレートしますと、今度はこれはもう取り返しのつかないような大きな問題になるわけでありますから、この点はまずなかろうと私ども考えるわけでありますけれども、ただいま御指摘のようにテト攻勢その他南越の政治、軍事情勢、必ずしも安定した状況ではないということでありますので、今後の情勢を見守る必要があろうかと思いますが
とりあえず非武装地帯の復活、外国軍隊の相互撤退等の軍事問題から解決をしていこう、これが先決である、こう主張する米国あるいは南越側と、米軍の撤退をまず要求し、その他の軍事問題の解決も政治問題の解決から切り離し得ないと主張する共産側との間に、大きな立場の隔たりがございまして、パリ会談の前途はなお多難を予想されますが、和平実現にはいかなるお見通しを立てておるか、政府の御見解を伺いたいと同時に、また、拡大パリ会談