1952-01-25 第13回国会 衆議院 本会議 第7号
それが大陸進撃の拠点となつていることは、今では公然たる事実ではありませんか。その台湾と日本を結びつけんとする意図は明白である。それは明らかに中国国民に対する宣戦布告ではないか。 かくして、アメリカ政府が占領以来日本に対してとつた政策を見よ。まさにソ同盟封じ込め政策の一環として、日本を━━━━━の前進基地、兵器廠、補給基地たらしめることにあつたことが、今や明白ではないか。
それが大陸進撃の拠点となつていることは、今では公然たる事実ではありませんか。その台湾と日本を結びつけんとする意図は明白である。それは明らかに中国国民に対する宣戦布告ではないか。 かくして、アメリカ政府が占領以来日本に対してとつた政策を見よ。まさにソ同盟封じ込め政策の一環として、日本を━━━━━の前進基地、兵器廠、補給基地たらしめることにあつたことが、今や明白ではないか。
もし、こうした再軍備や極東におけるところの反共の拠点としての役割を放棄せず、外国の指示の通りこの政策を続けるならば、それは日本農業を破壊し、国内食糧自給態勢を放棄して、明らかに日本国民の政府ではなくして、完全な外国の植民地としての政府であるということを断ぜざるを得ないと思うのであります。
中産階級、知識階級の一歩前進が国民の総水準の引上げになる等のことを思えば、官庁においても贅肉を削り取り、筋肉質となし、道義に徹する精兵主義によつて健全な中核をつくることが改革目標の第一拠点でなければならぬと存じます。指導者層や—般国民の道徳が低いとき、薄給の官吏だけを責めるのは酷であります。
(「その通り」と呼ぶ者あり、笑声)その点では恐らく私の尊敬する老首相も、又明治期にその骨髄を養われておられますいささか頑固な自由主義者でおありではないかと思うのでありますが、(「ノーノー」と呼ぶ者あり、拍手)従つて明治憲法から平和憲法を通じて一貫する自由民主主義政治の拠点である公明な近代的な議会制度を死守せねばならん義務を痛感するのであります。
併しいやしくも法律に生きておる人間としては、法律の拠点を抜きにして便宜に従うというわけにはいかない。国家のためにそういうような立場にある。だからこれをお尋ねするのです。それならば、国家公務員法の改正というものをなぜ同時にお出しにならなかつたか、そういうことを一応承わつておきます。
そこで私がこの伊藤さんの質問に関連して、お尋ねしたいのでありますが、先だつて、私の道徳の拠点をいずこに求むべきかという参議院の本会議における質問に対する天野文相の言葉が、あちらこちらで問題になつておるのでありますが、成るほど天野さんは人格者であり、学者でありましようけれども、併しそれは聞き覚え、読み覚えの知識しか持たないから、そこに不明確な答えが出るのではないかと思う。
それから次に御質問になりました北海道の治安の問題でございますが、共産党が北海道におきまして拠点工作をやつておる、或いはそこに特殊な共産党の勢力範囲を打立てたいというような計画があるということは、情報としてはいろいろ聞いておるのでありまするが、併し今日確認をいたす程度にはなつておりません。
次に、電車化の問題でありますが、その要旨を簡単に申し上げますと、当地方は、国鉄山陽線を根幹として、姫新、播但、飾磨の各支線及び山陽電鉄のほか、姫路を中心とする神姫バス、全但バスの路線がありまして、全国有数の運輸連絡上重要な拠点であり、しかもその背後地には、豊饒な農林産の宝庫を控え、産業の発展は目ざましら、また工業関係といたしましては、広畑製鉄所の再開、大日本セルロイドの拡張、東洋、敷島、龍田等、各紡績会社
誰が提案したというわけじやない、ただ漫然皆誰からもそんな声が出ておつたのだと、こういうことであつて、一向に出所もわからないし、それから論証の拠点も私どもは遂につかむことができなかつたのであります。併しさすがに学界のかたがたでありますから、いろいろいい参考資料を承わつております。
北はアラスカ、アリユーシヤンから南はフイリピンに至るまでのアメリカの戰略線上の一拠点として、日本をアメリカの軍事基地化するための條約でこの條約はあるのではありませんか。これが両條約の真のねらいであると私は思う。日本のことよりもより多くアメリカのことが考慮せられてできた條約であると私ども断定しないわけには行かないのであります。
殊に最近私の大学で結核菌の凝集反応ができるというようなことを知らされましたので、これはここに一つ何かの拠点がありはしないか、殊に免疫の反応を調べる上においては最もよいインデイケーターになるということを最近気付いただけでございまして、これは私が何も早くからこれにいろいろ申込をするとかいうような知識もありませんでしたし、最近そういうことが出たので、それからヒントを得た私のアイデアであります。
いわんやもし共産勢力が中国、シベリア、満州など、封鎖のきかない大陸を背景といたしまして、日本を拠点として米国への進撃を始めたならば、重大なる結果になるだろうということは想像するにかたくありません。そうだとするならば、日本列島それ自体の戦略価値は実に決定的であるといわなければなりません。
かつてロイヤル長官の時代におきまして、日本はアメリカの防衛拠点としては価値なきものであるというような言説が行われたこともありまするし、これに加えてアメリカの輿論というものは、常にねこの目のごとくかわつてしまう、こういう点に考え合せまして、この條約は将来もし日本に軍備が――もしではない、まあできるでありましようが、軍備ができましたときにおきましては、この條約を修正する必要があるのではないかと考える次第
それについて、インドのネールも、英国のヤンガー、それから女流交士のパール・バツクなども、ここを東亜侵略の拠点にするために、アメリカはこんなことをするのだというような口吻を漏らしております。われわれは彼らがどんなこと言おうとも、それに迷わされるものではありませんが、とにかくこういつたような誤解を生ずるほどに、堅固な軍事基地を最も離れたところに築いている。
○芦田委員 結局吉田総理大臣が、軍事上の必要がなくなれば、西南諸島が日本に返るとお考えになつた根拠は、ダレス氏その他との談話の機会に、これをにおわすような話があつたということでありまして、それが実現すれば、日本国民として確かに慶賀すべきことには相違ないが、一体南西諸島が軍事的な拠点として重要性を持つというのはどういう場合であるか。
この場合、国家百年の興亡をかけて考えなければならんことは、将来我が国の宗教、法律、道徳、教育の中心点、その拠点というものを奈辺に求むるかということが一番重大なる問題であると私は考えております。吉田内閣総理大臣並びに天野文部大臣は、所管大臣としてこういう問題についてどういう所見を持つておられるか。私はこれを伺つておきたいと思うのであります。
これらの問題の拠点というものをどこに文相は狙いを置いておるかと、こういうのです。それを一つ御発表にならなければ、私は文相としての立場は十分にその責任にお立ちになることはできないのじやないかと実は考えておるのであります。どうか一つこういう点についても十分に御研究を煩わしたい。こういうことをお願して私の質問を終りたいと思います。 〔国務大臣吉田茂君登壇、拍手〕
そこで一、二の点を重ねてお尋ねをするのでありますが、伝えられておるところによりますと、日本共産党は八月十四日のモスクワ放送をきつかけといたしまして、全国的にゲリラ工作拠点の設定、講和妨害闘争を初め、文書による露骨な反米活動を開始したと言われているのでありますが、はたしてかかる事実があるかどうか。
この問題は再編成をやるときにもしばしば問題になつた点でありまして、電力の融通を主体にいたしまして、大体全国同じような状態に置くというのが一つの説明の拠点でもあつたと思いますが、結局関西だけが非常に石炭事情が惡くて、関西の産業界その他をほかの地区と比較して嚴しい電力事情に置くということは、再編成のときにも予定されなかつたことでありまして、若しそういう状態になつているとすれば、これはやはり国の政策として
あまりしつこくやりませんが、「革命拠点の設置につとめ、拠点となる工場をロシヤ革命の発火点云々」、これは非常に具体的な、われわれからいえばゆめにも知らないことで、前にも申しましたように、こういうものを読んで、むしろ驚いているくらいなんです。
かような平和運動のほかに、革命の拠点の設置を営々として推し進めておるのであります。革命の拠点には、先ず多数の近代的プロレタリアを擁しまする大工場を、ロシア革命の発火点でありましたところの工場の名を借りまして、プチロフ工場という指定をいたしまして、殊更に細胞の設置とその構成員の指導訓練とに努めますると共に、今や山岳地帯にまで革命拠点の設営を企てておるという情報も得ておる次第でございます。
併しながら国政全体として農林省の水産局において執行するところの事業の前提としての水産開発計画というものは、北海道の水産事務だけでなしに、全日本といつたような国家的立場において、北海道の地域と申しましても、マツカサー・ラインのこちら側は、或いは北海道を拠点としましての遠洋漁業等もあるわけであります。
ただ併しながら只今のところはベーリング沖とか或いは占守島とか、そういうような所の海面における漁業は禁止されておるわけでありまして、これ問題になりませんが、北海道を拠点とする漁業であるならば、要するに水産開発計画を立てて見たい、折角勉強しておる次第でございます。