2006-04-05 第164回国会 衆議院 法務委員会 第14号
他方、全国に設置されております拘置所、拘置支所等は、先ほど御説明したとおりでございますが、すべての未決拘禁者を収容できる行刑施設を合わせてみますと百五十四庁という数字になります。行刑施設における現在の、昨年十二月末現在の数字でございますが、約一万一千人でございます。
他方、全国に設置されております拘置所、拘置支所等は、先ほど御説明したとおりでございますが、すべての未決拘禁者を収容できる行刑施設を合わせてみますと百五十四庁という数字になります。行刑施設における現在の、昨年十二月末現在の数字でございますが、約一万一千人でございます。
未決につきましては五四・五%とやや少ないわけでございますが、これは拘置支所等がございますものですから、そういうところを一律にしますとそういう数字になるということでございます。 現状を申し上げますと、施設七十四庁のうち二十一庁につきましては収容率が一〇〇%を超えているというようなことで、ここ数年の収容者の増加に伴って行刑施設も過剰収容の状態にあるということでございます。
○政府委員(石山陽君) 今、我が国の拘置支所等におきまして、先ほど申し上げましたように女性の看守の絶対数が足りないというようなことのために、やむなく夜間の舎房の視察等については男子に頼らざるを得ない場合というのも、これは現実にはたくさんございます。
その第一点は、関係当局、主として法務当局でございますが、法務当局としては拘置所あるいは拘置支所等を将来拡充していって、代用監獄へ行かなければならない場合が少なくできるように努力しろ、こういう一種の努力についての要望がございます。
この点につきましては、御承知のように現在大変厳しい財政状況にございますけれども、法務省といたしましては、拘置所すなわち刑事の被告人、被疑者、勾留されている者を収容する施設をできる限り増強するということに努めておりまして、ここ二、三年の間にも新たに数カ所拘置支所等を新営新設あるいは改築いたしまして収容人員の増加を図っておりますし、明年度の予算においてもそういう点で一歩一歩前進できるように考慮を払っているところでございます
矯正関係につきましては、最近の被収容者の収容人員の増加に伴い、一日平均の収容人員数が、刑務所千人、少年院三百人、計千三百人増員となっており、それに伴う収容諸経費四千五百四十三万五千円の増額、暴力団関係収容者等処遇の適正をはかるための分散拘禁等護送旅費四百八十二万一千円の増額、大通拘置支所等移転に必要な備品整備等経費一千五百三十五万円、看護人養成経費百三十万五千円が増額となっておりますが、滋賀、松江刑務所
4、矯正関係につきましては、最近の被収容者の収容人員の増加に伴い、一日平均の収容人員数が、刑務所千人、少年院三百人、計千三百人増員となっており、それに伴う収容諸経費四千五百四十三万五千円の増額、暴力団関係収容者等処遇の適正をはかるための分散拘禁等護送旅費四百八十二万一千円の増額、大通拘置支所等移転に必要な備品整備等経費一千五百三十五万円、看護人養成経費百三十万五千円が増額となっておりますが、滋賀、松江刑務所
しかし、離れております拘置支所等におきましては、直ちには間に合わぬというので、一時的に暴力に屈服したという例もあることはあるのでございまして、われわれとしまして、あらゆる場所に大ぜいの人間も配置できない。地方の拘置所になりますと、全職員が五、六人というところもございまして、そこに五人、六人とさような受刑者あるいは刑事被告人が入ってまいりますと、一時的にさような現象もあろうかと思います。
ところがそれが非常に小さい拘置所の場合、あるいは拘置支所等におきましては、これは極端に困る場合が生ずるのでございまして、臨時にその本所等から応援に行くという形をもちろんとつておりますけれども、なおかつまかなえない場合が出て参るのでありまして、これは被疑者の勾留数によつてすぐに看守の配置がえができないという事情によつて、御了承願いたいと存ずるのでございます。