1999-12-13 第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第8号
本来、中小企業金融は小口の金融であり、かつ担保力等の薄弱なものであります。中小企業者の生産設備の弱小性等に基づく信用力、担保力の不足、経済変動に対する抵抗力の薄弱等の理由により、経営自体としましては良好でありましても、貸し出しに著しく消極的になりがちであります。
本来、中小企業金融は小口の金融であり、かつ担保力等の薄弱なものであります。中小企業者の生産設備の弱小性等に基づく信用力、担保力の不足、経済変動に対する抵抗力の薄弱等の理由により、経営自体としましては良好でありましても、貸し出しに著しく消極的になりがちであります。
どうもその二十五兆円、今お聞きをした二兆七千億の融資を実施したということでありますけれども、二十五兆円の融資枠を実施するということについては、それぞれの中小零細の担保力等、従来の貸し付け姿勢ではとてもこなせる状況にはないというふうに思っております。 したがいまして、尾身長官の言われました担保金融の限界というものは中長期的な話でなくて、もうあすの問題じゃないか。
おっしゃいますとおり、私どもの融資の大宗を占めておりますのは、中小企業、とりわけ小規模層でございまして、担保力等、いわゆる民間の金融機関からの資金の調達能力が総体的に乏しいという層が大多数でございます。
○大矢委員 保証人がなかったら今度は担保を出してもらったらいいんだということですが、局長は一番初めに、担保力等が非常に不足している中小企業だから国がこういう政策をやっているんだということを言われた。担保があったらそれこそ銀行が黙って貸しますよ。そういうものがないから国の方の中小企業政策としてやっていらっしゃる。
私どもは民間金融機関に、単にその融資面での協力を呼びかけるだけでは必ずしも十分ではないと考えておりまして、むしろ中小企業者の場合、特に経営で苦境に立っておる中小企業者の場合には、担保力等が不足しているというようなことがございます。
それから、一番大きな問題は第三点でございまして、いわゆる分損を地震保険の対象にするという問題でございまして、これが現在、契約者の保険料の負担の問題、それから国の財政力の問題、それから損害保険業界の担保力等の問題、いろいろ絡み合う問題が多数ございますが、整合性を求めました形で結論が出るよう、現在検討を進めておるところでございます。
また信用力あるいは先刻お話しになりました担保力等が非常に弱い中小企業に対する民間の金融機関からの融資の円滑化を図るためには、信用保証協会の債務保証などがございますが、私どもの業界におきまして中小企業以外になお中堅企業というものがございまして、これは一定の法によって決められたものでなくて中堅企業というものがあるわけでございまして、これも大型とは違って小型よりはやや大きいという程度のものでございますので
なお、融資となりますと、当然これは担保とかそういうものが要るわけで、そういうような担保力等がほんとうにどうなっているのか。もう担保もみな出してしもうて、ほんとう言ったらただで貸してくれぬかと、このような気持ちが多いようですから私はこまかいこと聞きますけれどもね。
○小沼政府委員 構造改善事業とかいろいろな事業で融資を受けるという場合にも、その信用担保力等が問題になるわけでございますから、その場合に、地目が山林の場合と農地ではだいぶ違ってくるということになります。現況農地でありながら地目が山林という場合には、やはり信用機関としては、一応完全な農地、地目が農地になっている場合とは多少違うかもしれません。
これは御存じのとおり、中小企業の担保力等の問題もございまして、リース会社も商売なものでございますので、約四割を断わっておる。それからこれを断わらない場合におきましても、個人名儀の担保、社長の担保を非常にはっきり取っている。ほとんど九割が個人名儀の担保を取っております。
○松尾(正)委員 中小企業の関係は、冒頭に申し上げましたように、非常に資金力、それから担保力等が弱いために、今後の沖繩の開発にとっては重要な課題になってくると思う。
しからば、いかなる場合において必要であるかということでございますが、これはやはり元受け保険者のたとえば担保力等において十分でないものがある場合とか、あるいは新規の保険のために、事故率でございますとか、あるいは損害率といったようなことが、必ずしも将来にわたって明確な見通しを立てがたい、そこに不安があるというような場合、しかしながら、一方において、そういう制度を、保険をどうしても国策上やらねばならないといったような
そういうような場合におきましては、すべての危険をプールをいたしまして、その危険を等質化をして、そういたしましたものをそれぞれの元請会社の担保力等に応じまして適正に還元をするというやり方が必要なわけでございます。こういうやり方をこの地震保険についても採用をすることが適当である、こういうふうに考えるわけでございます。
○上林政府委員 ただいまも申しましたように、私どももこれで十分であるとは思っていないわけでございまして、今後の推移や、やってみました実績を見、財政力の状況なども考え、民間保険会社の担保力等も考えまして、そういう方向に改善の努力を傾けてまいりたいと思っております。
保証制度というのは、そういった零細な漁民で普通の融資では担保力等の点で、なかなか金融ベースに乗りにくいという面に対しまして、協会が保証をして融資の円滑化をはかるという制度の趣旨でございまして、むしろ有力な方は、資力もあり、経済力もあるわけでございまして、保証の対象としては、むしろ後順位になろうかと存ずるわけでございますが、それはやはり運用面におきます協会等の指導よろしきを得なければいけないと思っております
ことに貸付の相手方が御承知のようなことでありまして、ことに漁業者の方につきましては、経営の、安定性を欠く場合がしばしばあるというような問題もありまして、担保力等から申しましてもなかなか普通の融資のベースに乗ってこない相手方でございますので、私どもといたしましては、できるだけ条件を緩和する方向に持っていかなければならないということには考えております。
ただ問題点として出てきますことは、一つは農協が窓口になる場合に、従来の古い借金の肩がわりに振りかえられるのではないだろうか、あるいは今まで農協がやっておりますような形式的な担保力等によって貸付のワクをきめるのではないだろうか、こういう農家の不安がございます。
○政府委員(高橋泰彦君) ただいまの問題でございまするが、旧役員と新役員との間に保証その他の財産等の問題につきまして、非常に懸隔のある場合がございまして、その場合には債権者側といたしましては信用力が違って参りますので、そのために当事者間の協議を求めるというような事態もあるわけでございまするので、そこら辺は、信用及び担保力等の問題もありまして、やはり当事者間で協議がされることが望ましいというふうに考えるのでございます
今後も、金融機関の方で、相手方のそういう担保力等に心配のあります場合には、保証をつけていらっしゃいということは、どんどん言うだろうと思っております。
○政府委員(中野正一君) 今御指摘がありましたように、たとえば中小企業等が向こうに進出するというような場合は、これは担保力等からいいまして、なかなか非常に輸出入銀行の対象になりにくいというような場合もあるかと思いますが、そういうふうな場合は、本基金の対象になり得るというふうに考えております。