1952-04-17 第13回国会 衆議院 農林委員会 第24号
○井上(良)委員 政府の再保險に支拂つた結果であろうと思いますが、特別会計の赤字六十億、それから共済組合連合会の赤字二十八億というのが出ておりますが、この共済組合連合会の赤字二十八億というのは、未拂保險料がかりに完納された場合、この赤字はどのくらい減るか、それから未拂保險金は全国にどのくらいありますか。
○井上(良)委員 政府の再保險に支拂つた結果であろうと思いますが、特別会計の赤字六十億、それから共済組合連合会の赤字二十八億というのが出ておりますが、この共済組合連合会の赤字二十八億というのは、未拂保險料がかりに完納された場合、この赤字はどのくらい減るか、それから未拂保險金は全国にどのくらいありますか。
第三に、保險につきましては、全公団の支拂保險料に対しまして受取保険金は一六%に過ぎないような状況であります。公団の取扱う物資は全国に分散しておるのでありますから、むじろ自家保險横立金制度に移行するのが合理的であると認められますし、或いは少くとも右の事実に鑑みまして、保険率を特約で引下げるべきであると思います。これらの処置によつて相当多額の国費が節約し得られるものと思われるのであります。
第三の貨物の運輸保險の問題でありますが、公団発足以来、支拂保險料の総額は十二億円に達しておりますが、受取保險料は約一億八千万円である。そうしてその求償率は一五%に過ぎない、従つて十億円余りの保險料は掛け捨てになつておるという事実があるのであります。これを公団を含めました一般市場の積荷運送保險の求償率三五%と比較いたしますと、如何にも冗費的の支出が多いと言わざるを得ないのであります。