2002-02-27 第154回国会 参議院 憲法調査会 第2号
まず、最初の違憲審査制についてですが、この国においては一般に付随的審査制と言われておりますが、この付随的審査制について、この制度は個別具体的係争事件においてより掘り下げられた深い議論の下で司法の審査が行われるという点で大変優れている、また特に立法過程においてでは、私たちがやっているんですが、その立法作業において抽象的議論にならざるを得ない、そういった立法の側面を補完するという意味でもこの制度は優れているものだと
まず、最初の違憲審査制についてですが、この国においては一般に付随的審査制と言われておりますが、この付随的審査制について、この制度は個別具体的係争事件においてより掘り下げられた深い議論の下で司法の審査が行われるという点で大変優れている、また特に立法過程においてでは、私たちがやっているんですが、その立法作業において抽象的議論にならざるを得ない、そういった立法の側面を補完するという意味でもこの制度は優れているものだと
日米安保体制の中で自衛隊は何をすべきかという抽象的議論ばかりでありました。しかしながら、ゲリラ・コマンドーに対する対処においては、我が国独自で何をすべきかという段階、具体的な段階に来ているわけでございます。
新たな世界システムの構築を世界じゅうが模索している今こそ、我が国の安全と平和をどのようにして確保していくのか、日本がアジアのリーダーとして求められるもの、そして世界のために果たすべき役割とは何かを国会の場で与野党の壁を超えて幅広く議論し、憲法論に傾斜した従来の抽象的議論、神学論争に終始せず、国民の理解を深め、国民的な合意を形成する機会にしたいと願ってやみません。
また、最終合意を受け国内法整備が進められると考えますが、この過程がむしろ重要であり、その際に必要なのは、従来の抽象的議論、神学論争に終始せず、日本の安全にとって何が必要かについて、具体的でまやかしでない真っ正面からの説明と論議こそが国民と周辺諸国の理解を深めることになると考えます。この点について、総理の見解と今後の具体的な法整備に向けたスケジュールを伺いたいと思います。
実は、過般から税制調査会にいろいろ御審議をいただいております中で、定量的な一つのめどのようなものが全くないと、抽象的議論ばかりではなかなか進まないもので、ぜひ定量的なものを出してほしいという御要望がございました。 私どもといたしましては、今岸田委員御指摘のように、こういうものを出すこと自体が、一つの数字としてひとり歩きするおそれがあるということで極めて慎重に考えておりました。
○柄谷道一君 私は、昨年も提示いたしましたけれども、抽象的議論ではなくて、増税なき財政再建を達成するにはいかにあるべきか、私の提言を含めてお手元に配付をいたしました。 この試算によりますと、赤字国債からの脱却の年度を七十年に五年繰り延べ、かつ名目成長率八%、実質五%、弾性値一・二という程度の数字を組まなければ増税なき財政再建は不可能という、これが一言で申して私の結論でございます。
従来のやり方は、若干抽象的議論があったような感じもいたすのでありますが、これからは、やはり筑豊内陸部が真に生きることができるような具体的な方法をつくらなければならないと思います。
だから抽象的議論では私はいけないと思うのです。運輸省もやはり具体的なものを出して御答弁願う筋合いのものであるというふうに私は思います。したがって、この問題をさらに追及したいわけでございますが、後から私の同僚議員が再度この問題について追及いたしますので、ぜひそれまでに十分腹を打ち合わせをしておいていただきたいと思います。
これは現在訴訟中であるそうでありますからとやかくここで申し上げるのはちょっと適当でないかもしれませんけれども、おおむね抽象的議論としては、いま横山さんが読み上げられたような趣旨ではないかと思います。
○嶋崎委員 一般的な抽象的議論をしていても始まりませんから、端的にお聞きしますが、今度は最後にまとめて「技術科学大学の概要」の中で言っている「実践的な技術の開発を主眼とした教育研究を行う大学院に重点を置いた工学系の新しい構想による高等教育機関を新設しようとするものである。」新しい構想というのはどういう意味ですか。
そういう主張というものがこれからどう生かされるかは今後の問題ですが、この点から見ますと、観念的なスト権をめぐる抽象的議論よりも、今度行われたストライキの実態がどうであったかということに非常に重要な関心を向けざるを得ません。
そこで、秘密としてこれを決定する者は、最後には、民主国家においては国民であるという抽象的議論はわかりますけれども、これはやはり整理していく必要があるのじゃなかろうか。たとえば、そういう機密を盗んだということで裁判になりますと、日本のいまの裁判は約十年ぐらいかかるでしょう。そうするとその間は表現の自由、言論の自由というものが失われるかっこうになるのです。
○平岡委員 抽象的議論じゃないのですよ。これから危機突破をしなければならぬのでしょう。漫画家が絵をかいて非常によく似ているというのは、その焦点をよくつかまえているからなのです。私は、現在の日本の経済危機の根本的、中核的な原因は過剰生産にあると思っておる。それは、池田さんの高度経済成長政策が三十五年から始まった。
○平岡委員 抽象的議論でおわかりにくい点があろうかと思うので、一つだけ具体的に申し上げます。たとえばY火災の外国旅費規程というものを見ましたが、重役さんが妻を帯同する場合の支度料は六十万円、帯同せざる場合の単独の場合は四十万円、こういう規程があり、そのとおり支給され、課税対象になっておらぬ。
なるべくそういうことはやらないでくれ、言いかえますならば、今の制度は非常に温室育ちというか、これだけめんどう見てくれる、そうして経済の事情によって為替の方で制限してくれれば非常に楽だ、こういうような話になってなかなか、自由化の抽象的議論には賛成されても現実はなかなか踏み切らない、いわゆる卵が先か鶏が先かという問題で、しょっちゅう議論している。これが昨年中における大きな争いであったと思います。
あなた方が一生懸命中央において考えておっても、現地の漁民なんというものはだんだん転落してしまう以外に何もないというところへ追い詰められているということをよく考えて、抽象的議論は抜きにして、真剣になって問題を提示して下さい。特にお願いしておきます。ボスの集まりばかりやっていてはだめだ。
その意思決定の表示が不完全だというのを改めるというのを正誤と、抽象的議論といたしましては、そこまでしか言えないと思います。具体的の場合には、どれが正誤に当るかどうかということは、いろいろ事情を加味した上できめべき問題だと私は考えます。
なぜかと申せばまず、今大臣は独立性と自主性、この点について抽象的議論を排しまして、問題は、あなたも少くともお考えになっておられるだろうと思うのだが、一つは、だれとの関係かといえばこれは国との関係であります。地方の教育は地方住民の手にという原則、従ってそれに対応するものは国であります。
しかし私どもはさような抽象的議論をしておるのではございません。たとえばその金額的数字を見て参りましても、生活保護費の十五億円、児童保護費の一億円、結核対策費の四億円等と、それらのすべてが対象人員が増加しておる。それによる金額増加であります。予算金額は実際的には著しく低下しておるのであります。実質的に民生安定政策の後退が対象人員と予算数字によって明らかであります。
○山花委員 私は先ほど抽象的議論はしたくないと、こう言っております。金額は数字的にふえたということも私自身は肯定しておるのであります。しかし金額がふえたことが社会保障の充実に役立っておるかどうかというところに議論の要点を求めておるのでありしなす。対象人員と予算措置の関係をお尋ねしたのであります。