2007-04-20 第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第2号
ともすると、これまでのいじめの対応というのは、心の教育、それから意識を変えていこう、こんなことで、どちらかというと精神主義的な主張が多かった、また抽象的、スローガン的な主張が多かったように思いますが、今、先ほど一から五点、対処方法を例示としてお示ししましたけれども、やはりそれぞれのケースに応じて冷静に対処するということが大事ではないかというふうに思っております。
ともすると、これまでのいじめの対応というのは、心の教育、それから意識を変えていこう、こんなことで、どちらかというと精神主義的な主張が多かった、また抽象的、スローガン的な主張が多かったように思いますが、今、先ほど一から五点、対処方法を例示としてお示ししましたけれども、やはりそれぞれのケースに応じて冷静に対処するということが大事ではないかというふうに思っております。
そういうように、いろいろな抽象的スローガンだけで、もう解決できる段階じゃございません。ことばも大事です。ことばというものも非常に大事なことですけれども、その辺が、実践を主としていかねば、大まかに灰をまき散らしたようなことになっちゃ、これはいくまい。この点、さっき、きめのこまかい施策とおっしゃったが、そのとおりだと私は思うのです。
その点、私は政府の研究というものはおくれているのじゃないだろうか、今御説明の中にありましたように、もっと研究をすれば、何かこれを確認するようなものができるのじゃないだろうかと、こう思うんでありますけれども、私も専門的にはよくわかりませんが、しかし何かあるはずだ、また、それがなければ、政治的な抽象的スローガンでは理解できましても、大多数の国民を納得させることがだんだん困難になる、こう思います。