1960-05-11 第34回国会 衆議院 商工委員会 第40号
無尽業法の第一条には、「本法ニ於テ無尽ト称スルハ一定ノ口数ト給付金額トヲ定メ定期ニ掛金ヲ払込マシメ一口毎ニ抽籤、入札其ノ他類似ノ方法ニ依リ掛金者ニ対シ金銭以外ノ財産ノ給付ヲ為スヲ謂フ」こういうことがきめられておるのでありますが、積み立て方式は、すなわちこの方法によっておるものだと思うのでありますが、大体御意見は違うのでありましょうか。
無尽業法の第一条には、「本法ニ於テ無尽ト称スルハ一定ノ口数ト給付金額トヲ定メ定期ニ掛金ヲ払込マシメ一口毎ニ抽籤、入札其ノ他類似ノ方法ニ依リ掛金者ニ対シ金銭以外ノ財産ノ給付ヲ為スヲ謂フ」こういうことがきめられておるのでありますが、積み立て方式は、すなわちこの方法によっておるものだと思うのでありますが、大体御意見は違うのでありましょうか。
第一番のお話の抽籤入札による順位の決定ということが、法律上の要件になつておりません点でございます。現在の無盡業法のもとにおきましても、いわゆる抽籤入札を用います典型的な無盡に対しまして、いわゆるみなす無蓋と申しますか、抽籤によることを要件としないで、会社の資金繰りによつて給付するという形態が、すでに発達しておるのでございます。
○田中(織)委員 無盡業法による認可を得ておる住宅会社、一定の口数をきめて、その口数の中において給付を受ける順位を抽籤入札等による場合には、無盡業法による認可を得るものだ、こういうふうに申されるのでありますが、そうしたものは今大藏当局の御説明にもありますように、全國にそうした認可を得ておるものが四社だということでありますが、私は実際にこまかく調べてみたのではありませんけれども、そうした形において住宅
その建設資金を調達するのが困難だという状況に相なりまして、この業者の資金を調達し、また一方では買い手の方の支拂方法をたやすくするというような考え方に基きまして、この種の物品無盡がはやつて参つておるのでありまして、これは現実的には、その必要性を私どもとして十分認めるのでありますけれども、しかしながらこの無盡と申しますのは、一定の口数が前提としてあるようになつておりまして、たとえば六十人の者が集まつて抽籤入札
しかしながらその住宅なりあるいは物品の販賣が一定の口数をきめまして、その一定の金額で、その住宅なりミシンなりを販賣しておりまして、その口数の中で抽籤入札によつて販賣いたします場合においては、無盡業法第一條によります無盡業。
すなわち一定の口数、いわゆる組でございますが、組の組織を必要としない——給付は抽籤、入札、その他これに類似する方法によらずに、会社と加入者との合意によつて行うものを認めようというわけでございます。