2020-06-04 第201回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
特に、まさに委員御指摘のとおりでありますが、レアメタルの分離、抽出工程の低コスト化は重要な課題でございまして、経済産業省としても、産学官で連携しまして、平成二十九年度から使用済製品の部品などの自動選別プロセスですとか、高効率な精錬プロセス等を構築するための研究開発、実施してきております。
特に、まさに委員御指摘のとおりでありますが、レアメタルの分離、抽出工程の低コスト化は重要な課題でございまして、経済産業省としても、産学官で連携しまして、平成二十九年度から使用済製品の部品などの自動選別プロセスですとか、高効率な精錬プロセス等を構築するための研究開発、実施してきております。
平成二十六年九月二十五、二十六日に立入検査を実施したところ、東京電力による評価対象機器の抽出工程等の記録が十分でないことが明らかになりました。 その後、東京電力は健全性評価における評価対象機器の抽出工程等の見直しを行い、私ども委員会は平成二十七年九月四日に補正の報告を受領しております。
それから、次はメインの抽出工程になるわけでございますが、そこにはアクティブな溶液が保持された状態になってございます。 なお、ウランの濃縮蒸発缶、それからプルトニウムの溶液蒸発缶などは停止中でございました。 なお、溶解槽から分離精製工程までの間の使用済み燃料の相当量で申しますと、約一トンぐらいになろうかと存じます。
その原因の一つは、蒸発がんの中で抽出工程からの残存ヒドラジン、ヒドラジンが還元剤で使われているわけですが、それと硝酸が急激に反応して、皆さん方の説明では突沸、突然沸騰する、突沸現象を起こしてプルトニウムを含む液が凝縮水受け槽の方へあふれ出たというのが、一つの原因だと言っているんですね。
たとえば、動燃工場におきましては、これは御案内のとおりに、抽出工程にミキサセトラを使っておられます。ところが、四トン、五トン・パー・デーのプラントになりますと、抽出工程には、諸外国の例を引きますと、パルスカラムというふうなものとか、遠心型の抽出器というようなものを使っているわけでございます。したがいまして、そういったようなもののモックアップ試験というものが必要かと思います。
それは一番最初の抽出工程で、フィッションプロダクトとウラン、プルトニウムを分けるときに、非常によく分かれるとはいっても、少しトレース程度には残る。それから海水の方にはほとんど検出できない。要するに何回も低放射性廃液は処理をいたしますし、最後には蒸発して、いわば真水みたいなものだけ出している。
それで抽出工程の方はちょいちょい発表されておるから、われわれも大体それは想像つくし、われわれの日本の技術でも将来やり得ると思うのです。ただ精製還元工程――精製還元工程と申しましても、今、電気試験所でやっているような溶融電解法という日本独得の方法があるわけですが、それを今、電気試験所は強力にやっております。
海外の鉱石と申しましても山から掘り出した鉱石でなしに、つまり一応抽出工程を経た、いわゆる粗製練とわれわれがよく呼んでいますが、それによってできた中間品を海外から輸入して、そしてそれを基礎にした精練方法、つまり精製、還元、溶解工程を中間から始めていっても最後の金属ウランができるのでございます。