1952-06-03 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第61号
このことは国際復興開発銀行について見まするならば、割当額はやはり二億五千万ドルであり、ドルの押込額は五百万ドルということに相成る次第でございます。政府といたしましては国際通貨基金に対しましてこの條件を検討いたしました結果、四月の十八日に加盟することを閣議決定いたしたのでございます。そうしてその旨四月の二十三日にワシントンの在外事務所を通じまして、基金当局に伝達いたした次第でございます。
このことは国際復興開発銀行について見まするならば、割当額はやはり二億五千万ドルであり、ドルの押込額は五百万ドルということに相成る次第でございます。政府といたしましては国際通貨基金に対しましてこの條件を検討いたしました結果、四月の十八日に加盟することを閣議決定いたしたのでございます。そうしてその旨四月の二十三日にワシントンの在外事務所を通じまして、基金当局に伝達いたした次第でございます。
五ページに加入のための出資について書いてございますが、「その拂込の時期、場所及び形式」「各加盟国は、押込額中金による拂込を要する額について最小限として、次のもののうち少ない方を選ぶことができる。」一つは「自国の割当額の二十五パーセント」もう一つは「自国の金及び合衆国ドルの公的純保有額の十パーセント、」で「各加盟国は、自国の割当額の残額を自国通貨で拂い込むものとする。
2 第五條第一項の改正規定による資本金については、政府は財政の事情の許す限り、速かに押込額がその資本金の金額に達するよう予算措置を講じなければならない。こういう修正案を皆様の御賛同を得て出したいと思つたのでありますけれども、時日も間に合いませんし、又政府当局から話を承わりますと次の國会に我々が希望しているような、その修正案に応ずるような改正を用意しているように窺えたのであります。