1951-11-02 第12回国会 衆議院 決算委員会 第6号
問題は、監督者が盲判を押す日本の習慣があるからじやないか。おそらく役所あたりへ行きますと、たいがい失礼ながら盲判が多いのではないか。盲判を押すところの習慣をまずとつてもらう、いわゆる判を押すところの行政を改正して行くならば、こんなことは絶対に起らない。
問題は、監督者が盲判を押す日本の習慣があるからじやないか。おそらく役所あたりへ行きますと、たいがい失礼ながら盲判が多いのではないか。盲判を押すところの習慣をまずとつてもらう、いわゆる判を押すところの行政を改正して行くならば、こんなことは絶対に起らない。
このたくさん書類をつくるということは、決して繁文褥礼、いたずらに書類にたくさん判を押す日本の制度とは違つておりまして、單に口頭でものを片づけるということは、はなはだ責任をあいまいにするので、具体的に申しますと、たとえば電話で話をしたという場合にも、必ずそれを書類にとらなければならないというように要求されているわけであります。