2003-06-12 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
○鹿子嶋仁君 財源の確保につきましては、先ほど意見陳述で述べましたけれども、まず、課税自主権のような憲法上のシステムがしっかりしていること、こういった背景がありますと、もちろん、先進的な自治体あるいはかなり思い切った自治体では課税自主権を行使していますけれども、中には、東京都が行ったような外形標準課税等が、国の法令との抵触云々かんぬんで問題になることがあります。
○鹿子嶋仁君 財源の確保につきましては、先ほど意見陳述で述べましたけれども、まず、課税自主権のような憲法上のシステムがしっかりしていること、こういった背景がありますと、もちろん、先進的な自治体あるいはかなり思い切った自治体では課税自主権を行使していますけれども、中には、東京都が行ったような外形標準課税等が、国の法令との抵触云々かんぬんで問題になることがあります。
それから三原則の関係でございますが、これは三原則と抵触するのではないかというお話でございましたが、今回私どもはこの協定に基づいて行われる物品・役務の提供というものがいわゆるこれまでの三原則等に規定される武器に当たる可能性があるので、これは三原則等によらないことにする、いわば別のことでそういうことを明らかにしておりますので、これは抵触云々の話ではないと思います。
警察当局としてよほど慎重に考えていただかないと、ややもすればそれですぐに公務執行妨害、暴力行為等処罰ニ関スル法律に抵触云々という措置で片づけてしまう。しかもその暴力行為等処罰ニ関スル法律が提案されたときの当時の司法大臣はどう言っているか。これをもって労働運動や農民運動を妨害しない、弾圧しないとまで明言しておるのです。ところが今日ではややもすればこれが労働運動を弾圧する具に供されておるのです。
そういう意味からいって、私は今度のような問題で言うのでなくて、医師会法とか薬剤師法とか、あるいはそういったようなもの、歯科医師法というようなものを一つお考えになって作られる必要があるのじゃないか、こう考えますので、ただ憲法の抵触云々については次回に十分の御調査をいただいて、もしそれができるものならば、私は一日も早くこういうものをなさることが国民医療を非常に安心させてやらせることになるように思うのでありますが
なお資金運用部資金の運用について、憲法に抵触云々でありますが、これは御承知のごとく井手さん運用なんですよ、歳入でも歳出でもないんですよ。従つてそういうものに対して、審議会の議を経ることは必要でございましようけれども国会の承認がいらないことは、これはあなたの方がよく御承知であろうと思います。
それは只今申しましたように、一方には歳入確保、一方には本人のそういう申出を容れるということで事実上保管をしておくと、こういうことでありまして、会計法に抵触云々の問題は余り起らないのではないかと思うのであります。
先程おつしやつたところの不当ということ、その不当の理由は結局憲法三十八條抵触云々ということになれば、その結果はその法律自体が間違つておる、こういうことにも相成るからと、こういうことで申上げております。