1954-10-04 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第44号
また祖防は本来軍事組織として運営せられ、日本共産党の軍事委員会及び中核自衛隊と並立し、主として軍事活動を行つて来たのでありますが、今日では祖防隊の中の優秀分子だけを中核自衛隊に吸収しまして、その余の者は民戦の各組織内の行動部隊として、抵抗自衛闘争を通じて民戦を内部から強固な統一戦線に発展させる任務が与えられておるのであります。
また祖防は本来軍事組織として運営せられ、日本共産党の軍事委員会及び中核自衛隊と並立し、主として軍事活動を行つて来たのでありますが、今日では祖防隊の中の優秀分子だけを中核自衛隊に吸収しまして、その余の者は民戦の各組織内の行動部隊として、抵抗自衛闘争を通じて民戦を内部から強固な統一戦線に発展させる任務が与えられておるのであります。
この中核自衛隊及び遊撃隊組織のほかに、日本共産党では中核自衛隊などの今申しました軍事組織の補給源といたしまして、あらゆる闘争の中に反フアッショ委員会、青年行動隊、その他いろいろの名称で、いわゆる抵抗自衛組織というものの活動を強く推し進めている現状であります。
今、日本国民大衆は、民族の独立と自由のために、帝国主義者とその手先に対し、抵抗自衛権を行使するところにまで成長している。諸君はこれを知らない。幾百万の労働者大衆が、七箇年の植民地的占領制度のもとになめた屈辱と苦難の中から、実力的大衆行動をもつて自衛的抵抗に立ち上ろうと決意し、かつ実行に移しつつあるときに、やれ破防法だ、やれ懲罰だとは一体何事か。
さらに途中を省略しまして「抵抗自衛鬪争を強化し、行動中核体の組織化を大胆に進めよ。反フアツシヨ行動委員会はクラス全体がなり得る條件がある。最近の学生鬪争は敵のフアツシズ術の攻撃と真正面からぶつかり、勇敢に強圧と鬪つている。この大衆行動の中から中核がぐんぐん組織されている。「C大の刷新会」Cというのは中大の自治会刷新会のことと推察されます。
最近各地における朝鮮人の大衆鬪争は著しく尖鋭さを加えて、組織的、暴力的な様相を呈しておりますが、それらの鬪争はこれら民戰、祖防によつて計画指導され、実践に当つては常に群衆の指導に任じ、抵抗自衛鬪争を戰術的に推進しているところの分子の行動が顯著になつて来ておりますことは、祖防勢力の拡大強化の具現と思われるのであります。
まず革命の発展段階を三段階にわかち、第一段階においては、革命軍事委員会の指導統制のもとに中核自衛隊を組織して、これを中心としてあらゆる大衆闘争を権力に反抗することに意識化せしめて、これを抵抗自衛闘争に盛り上らしめること、すなわち武裝暴動の必要性の唱道、そのための暴力行使の扇動により、大衆を革命的闘争にかり立てる段階であつて、現在はちようどこの段階に当るとしておるのであります。
日本国民はこれを恨み、やむにやまれず、各種各様の抵抗、自衛の行動が現われておりますが、この民族独立の闘争こそ、奪うべからざる民族の自衛権であり、名誉ある愛国の行動であります。米国帝国主義者の信頼する吉田政府は、戰争と売国の條約、行政協定を遂行するために、日本国民のこの言論、この行動の彈圧をやらなければならなくなりました。
○福田(喜)委員 証人は、広島事件におきまして、この中核自衛隊とか抵抗自衛組織と申しますか、こういう組織団体の構成員が、女であろうと子供であろうと、そういう組織のもとに動いたという、いわゆる証拠がございまするか、それとも単なる騒動である、こういうように思われますか。
○福田(喜)委員 それでは抵抗自衛闘争とか、あるいは大衆闘争本部の組織とかいうものについて、何かお聞きのことはないですか。
○平井証人 抵抗自衛組織というものは、これまた私は文字の上で承知いたしておるだけでありまして、これは何でも大衆を組織して、政府あるいは占領軍に対する妨害鬪争をやるのがその使命だそうでありますが、私どもの関係した地域においてはただいまの密造酒取締り反対闘争があるいは抵抗自衛組織に当るかと考らえれるだけでありまして、それ以上はつきりした形の出ました組織というものは認めておりません。
おそらく民衆は自発的に抵抗自衛の組織をつくるでありましよう。そういう民衆の自発的に組織されました勢力で、あり合せの武器様のものをとつて不正な侵略勢力に対し、レジスタンスを行うというような場合の自衛まで憲法が禁止しているのではありません。そういう際にまで私ども手をこまねいて、ただ不正侵略者のなすがままにされていなければならぬ、こういう不自然なことを憲法が命じておるのではありません。
その中核自衛隊の中には抵抗自衛組織というものがありまして、これがただいまいろいろな問題を起しているところの中核になつているのであります。そうしてその下にはわれわれ八千万同胞をねらい討ちをかけます人民軍というものが置かれている。このように報道されているのであります。
前者につきましては「球根栽培法」第三十三号、これは一九五一年十二月二十日附になつておりまするが、それの「当面の戦術と組織問題について」及び同第三十四号、これは一月八日附、「全国組織会議の決定を実行するために」等の内容につきましてもよく窺い知ることができるのでありまするが、いわゆる抵抗自衛鬪争の大衆組織を結成強化いたしまして各種運動のヘゲモニーを社会民主主義系の指導者から奪取しつつ、吉田内閣の打倒を通
で、これは内乱をする必要性或いは正当性を宣伝啓蒙するというような段階にあるので、又実際に行われるものと予想される実力行動が警察官に対する抵抗、自衛闘争とか或いは森林の盜伐闘争とかいうような段階にありましては、まだ内乱の予備陰謀を以つて規律すべき案件には至らないと考えております。
一月三十一日号で「国民は無数の抵抗自衛闘争をもつて吉田の暴力支配にこたえ、実力によつて民族の解放をかちとろうとする愛国者が次々と生れている」、こういう前置きをして、某所で行つた若い中核自衛隊〇〇名の結成宣誓文を掲げておつた、かようなことまで載つておるのでありまするが、かような事実はあなた方の方へ知れておるのでありますか、いかがでありますか。
これらを要約いたしますると、工場、農村、山岳地帶等に拠点を設定いたし、いわゆる地域人民闘争によつて大衆の抵抗自衛組織を結成しつつ、軍事技術の普及パルチザン闘争の準備訓練を行い。これを拡大強化しつつ蜂起の時期を狙うというものでございまして、当面の闘争段階を長期に亘る防禦段階と規定しつつ、各種の妨害、破壊、爆発、襲撃等を企図いたしておるのでございます。