1948-06-23 第2回国会 衆議院 予算委員会 第38号
すなわち、現在の政府は申すまでもなく、社会党と、だんだんと縮まりつつある民主党と、それに國民協同党、いわゆる三派の抱合せ内閣である以上、その政策において矛盾を來すことも当然と思います。その政策の矛盾を追究し、併せて政局の前途について私は伺いたいと思います。
すなわち、現在の政府は申すまでもなく、社会党と、だんだんと縮まりつつある民主党と、それに國民協同党、いわゆる三派の抱合せ内閣である以上、その政策において矛盾を來すことも当然と思います。その政策の矛盾を追究し、併せて政局の前途について私は伺いたいと思います。
明らかなように、この政府は社会党、民主党その他によつて成立つている抱合せ内閣である。この抱合せの問題については、我々は片山内閣以來悩まされている。何故かと言えば、いわゆる抱合せにおいては、抱いたものと抱かれたものとの関係が曖昧になつて、(笑声)果ては位置が顛倒さえして、すべて買手に損の掛かるようにそれが組立てられているためである。ピース一箱に新生が一本つくならば、我々は必ずしも悩まない。