2020-03-10 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
これ、第二条の後ろの方からか、択捉全島は日本に属し、得撫全島それより北の方クリル諸島はロシアに属すと書いてあるわけですね。これ読んでもらって、私はこう聞いたんですね。このクリル諸島、ここに書いてあるクリル諸島は、これは千島を指すことなんですかと聞いたんです。そうしたら、そのときは、この条約におけるクリル諸島というのは千島諸島のことと認識しておりますと、こう答えているわけですね。
これ、第二条の後ろの方からか、択捉全島は日本に属し、得撫全島それより北の方クリル諸島はロシアに属すと書いてあるわけですね。これ読んでもらって、私はこう聞いたんですね。このクリル諸島、ここに書いてあるクリル諸島は、これは千島を指すことなんですかと聞いたんです。そうしたら、そのときは、この条約におけるクリル諸島というのは千島諸島のことと認識しておりますと、こう答えているわけですね。
択捉全島は日本に属し、得撫全島それより北の方クリル諸島なんですね。そうすると、これ、得撫島と、それより北の方のクリル諸島はになっちゃうんだ。分かりますか。得撫島と、それより北のクリル諸島。そうすると、北方領土は、もちろん歯舞、色丹は別にして、歯舞、色丹はもちろんなんですけど、択捉島は日本に属し、得撫島それより北の方クリル諸島はロシアに属すですよね。
それで、ただいま五十万分の一の地図を改訂しておるのでございますが、これには収録の形式を変えまして、択捉全島が同じ縮尺で載せられるように作業を進めております。
これについては、近く同地図の改訂版刊行にあたって、収録形式を変えまして、同縮尺の択捉全島を載せることにいたしたような次第でございます。
○政府委員(佐藤正二君) 先生のおっしゃるとおりでございまして、安政元年の日露修好条約で、日本国とロシア国の境、択捉島と得撫島との間にある択捉全島は日本に属し、得撫全島、いわゆる北のほう、クーリール諸島はロシアに属すと、こうなっておりまして、そこのところに境界線ができている。