1954-09-24 第19回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第4号
○大倉精一君 それは部内のことですから私は別にここでどうこう申しませんが、折角船をお作りになつて、その船をめぐつて又部内で所管争いをして、肝心の時期に気象観測の用に立たん、或いは支障を来たすということのないように特に一つ御注意を願いたいと思います。
○大倉精一君 それは部内のことですから私は別にここでどうこう申しませんが、折角船をお作りになつて、その船をめぐつて又部内で所管争いをして、肝心の時期に気象観測の用に立たん、或いは支障を来たすということのないように特に一つ御注意を願いたいと思います。
併しながら折角船を出す限りは単に水産業という立場以外に、更に海水の汚染とか或いは大気の汚染とか、とにかく南方の海を我々が可能な範囲においてできるだけ広範囲な調査もやつて見たい、かように考えまして、先ず水産庁は日本海洋学会、日本水産学会の援助を求めまして、更に又関係の官庁といたしましては文部省、厚生省、運輸省という方面にもいろいろお願いをいたしまして、これらの官庁或いは学校或いは学会というような各方面
その上更に一割程度の予算の保留をやられますと、折角船が一億円でできるところを一割切りましたから、船はできなくなるという実際の事態もこれは起り得ることなんです。ただ天引一割予算を保留しておくというようなやり方には私たちは反対でありますが、如何ですか。
或いは折角船が返つても漁具とか漁網が腐つておつて困るからそのものにも融資するとか、或いは年末に差迫つていろいろな意味において融資に非常に困るから、そういう融資の梗塞状態も排除する措置を講じてもらいたいという御要望がございます。私どもといたしましても御要望は誠に御尤もだと思つておりますが、ただこれを金融ベースに乗せるという問題は非常に困難な問題でございます。
早く今のうちにこの高船価を低船価に引下げる政策を、これは政府全体としてお考えにならないと、折角船をお造りになりましても、船は航行できないということになるかと思うのであります。
折角船や自動車を用意して遠距離の所に参りましても、そのまま帰つて來なければならないというようなことで、癩患者一人を収容しますためには、多大の時間と多額の経費と、非常な労力を要するのでありまして、癩問題将來の対策としましては、こういう点についても十分人と予算の面をお考え願わなければ徹底しないと思います。