1952-06-10 第13回国会 参議院 文部委員会 第42号
こういうことになりますと、そのしわがどこに寄るかというと、地方財政或いは地方の折角大学に対して希望を持つて、そうしてここに期待を持つておる人たちに大きく寄つて行くのです。私はこの前視察に参りまして、実はあそこでお母さんたちが寄りまして婦人の大会を持つておりました。
こういうことになりますと、そのしわがどこに寄るかというと、地方財政或いは地方の折角大学に対して希望を持つて、そうしてここに期待を持つておる人たちに大きく寄つて行くのです。私はこの前視察に参りまして、実はあそこでお母さんたちが寄りまして婦人の大会を持つておりました。
それにもまして今まで折角大学ができて、それを中心にして最近一般の向学心というものは非常に起つて来た。今年度あたりはこの定時制の高校から四名ほど大学に入学することができた。これが一つの話題になりまして、現在青年の間には向学に対する、大学に進むということに対する一つの大きな希望が開かれている。こういうものが事実上統合によつて封鎖されるというようなことが出て来るのであります。
かようなことが東大の中で行われたとすれば、折角大学自治の責任をお持ちになりながら、当を得ていなかつたということをお認めになりますか。
国立大学管理法の制定と非常に重要なる関係を持つておるのでありまして、例えばここでこの今の法文に盛られた通りに国会において決定されるといたしますると、私たちのほうでやつておりますところの教授総会等におきましても、管理法できめられておるのであるから、教授だけの教授会にしようというような動きがすでに一部現われておるのでありまして、この点につきましては、むしろ国立大学管理法が国会においてそのまま通ることが、折角大学
折角大学ができても、やはりこの学生、生徒を教導して立派な水準に持つて行くのには、教授の力があずかつて大なるわけでありまするから、そういうようなことになつて、ふさわしい人がなければ、幾ら大学をこしらえても名ばかりであつて、実質が伴わないということがあると思いますが、そのことについて局長の御意見を……。
折角大学及び大学附置の経費を増額して、これによつて関連性を持たせて科学技術の振興に貢献しようとせられるお考えがあつても、以前のように象牙の塔に閉じ籠つておるあの考えで若し当局がおられるならば、このお考えも効果が削減されるのではないかと思いますが、一般の科学技術振興費のためには僅かしか計上されないが、大学の面においては相当の経費を持たせた筈であるから将来に期待が持てるというお考えには、私は非常に危惧を