2005-04-27 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
一例を挙げますと、株式分割が、投資単位の引き下げを通じて、個人投資者層の市場参加を促す有効な手段であることを十分に認識した上で、極端に大幅な分割の場合は株価の急激な変動を招く事例が見受けられることから、上場会社へ向けて、この三月に「大幅な株式分割の実施に際してのお願い」と題する要請をした次第でございます。
一例を挙げますと、株式分割が、投資単位の引き下げを通じて、個人投資者層の市場参加を促す有効な手段であることを十分に認識した上で、極端に大幅な分割の場合は株価の急激な変動を招く事例が見受けられることから、上場会社へ向けて、この三月に「大幅な株式分割の実施に際してのお願い」と題する要請をした次第でございます。
なぜ種類株式が認められているかといえば、それは会社が資金を調達する際に、さまざまな投資家のニーズにこたえるために、投資意欲に応じた内容の株式を発行できることは非常に便利でもあり、かつ投資者層の拡大と調達資金の増大を目指すことができるということから認められてきたものであります。
こうした基本的な考え方のもとに、私どもは、株式投資者層特に個人投資者層の拡大のための諸施策を講ずるとともに、上場会社に対しましては、配当政策の見直しや投資単位の引き下げ等、株主重視の経営を強く要請してきたところでございます。 このような証券取引所の基本的な責務や政策課題を踏まえつつ、意見を申し述べさせていただきます。
証券市場がそうした機能を果たすためには、投資者層の拡大、とりわけ多種多様な投資判断を有する多数の個人投資者の参入が不可欠であると考 えております。このような観点から、私どもは、個人投資者の増大のための諸施策を講ずるとともに、企業には、株主に顔を向けたと申しますか、株主重視の経営をお願いしてまいりました。
証券業は、国民経済的立場から見て、非常に重要な事業であるだけでなく、近年証券投資が普及するとともに、投資者層が広く一般大衆に拡大して、社会的にも著しく公共性の高い事業になっております。
また、近時証券投資が普及し、投資者層が広く一般大衆まで拡大している実情にありますので、証券業は社会的にもきわめて公共性の高い事業であるといわなければなりません。このような状況にかんがみ、証券会社の社会的地位の向上と投資者保護に資するため、証券業を免許制とし、これに伴い監督規定を整備するとともに証券外務員について登録制を採用することとし、この法律案を提案した次第であります。
また近時証券投資が普及し、投資者層が広く一般大衆まで拡大している実情にありますので、証券業は社会的にもきわめて公共性の高い事業であるといわなければなりません。このような状況にかんがみ、証券会社の社会的地位の向上と投資者保護に資するため、証券業を免許制とし、これに伴い監督規定を整備するとともに、証券外務員について登録制を採用することとし、この法律案を提案した次第であります。
また、近時、証券投資が普及し、投資者層が広く一般大衆まで拡大している実情にありますので、証券業は社会的にもきわめて公共性の高い事業であるといわなければなりません。
今後ともこの方向によりまして強力に進めて参りたいと思いますが、さらに外務員の投資の勧誘の態度につきましても、これまた投資者層に対する影響というものが非常に大きいものですから、十分に誤りなきを期するように、各業者にも戒めておりますし、私どもの方といたしましても指導に努めるとともに、証券業協会等自主的な機関におきましてこれが登録なりあるいは試験制度なりいたしまして、善良な優秀なる勧誘員を育成して参るように
提案理由の説明を拝見いたしますと、要するに、証券の問題が非常に大きな問題になりつつあるので、理財局に証券部を設けて、「明確なる責任体制のもとに合理的かつ強力な証券行政の運営をはかり、もって広範な投資者層の保護の徹底と証券市場の育成の万全を期するものであります。」
○宮川政府委員 株価は、経済情勢を反映いたしまして、個々の投資者層が経済の実勢に対してどういうふうに判断するかということから総合してできておりますので、最も大きな要因としましては、機関投資家の判断並びに大衆投資家の判断、これが総合されて価格が形成されておるものと考えております。
そこで、大蔵委員会ではございませんから、皆さんにおわかりいただける範囲で伺っておきたいと思いますけれども、そのあとに引き続いて、「投資者層の保護の徹底」ということがうたわれておりますけれども、今の発行市場の拡大とか流通市場の問題というのは、これは証券市場側、産業の側の問題でありますが、それと相対するものとして、私はやはり投資者層の問題があると思いますが、ややともすると、私どもは、現在の大蔵省の行政が
最近における投資者層の増大及び証券業者事業規模の拡大並に証券投資信託の発展等に伴いまして、公正な株価形成、証券業者の経理健全化ないし業務の適正な遂行等をはかるための指導監督等、証券行政の重要性は、ますます高まり、また、これらの事務量の増大も著しいものがあります。
最近における投資者層の増大及び証券業者の事業規模の拡大並びに証券投資信託の発展等に伴いまして、公正な株価形成、証券業者の経理の健全化ないし業務の適正な遂行等をはかるための指導監督等、証券行政の重要性は、ますます高まり、また、これらの事務量の増大も著しいものがあります。
併し一方考えて見ると、投資信託その他売買業務で随分新らしい投資者層を開拓したということも、これは御承知の通りでありますし、又いろいろそこらにあつた遊体資金をああいう市場へ持つて来たと、こういうことについても私は相当功労があり、又何と言つても証券市場全体をこれで活機ならしめたことは争いがたいと思います。
○政府委員(大月高君) 今の制度といたしましては結局現在の信託と接触いたしております投資者層、それを自力で以て逐次開拓さして行くほうがいいのじやなかろうか、勿論店舗の数は非常に少いわけでございますが、それでも全国でやはり相当の数に上つておりましてみずからの機関を持つておるわけであります。そういう意味におきまして、自力で以てこの証券を買却し消化して行くのに支障はなかろうと予定いたしております。