1988-02-06 第112回国会 衆議院 予算委員会 第7号
そこで、黒白の押し問答をする気はありませんけれども、私は内閣がかわったから前内閣の例の投網論はもうないことにしていいんだなんていうことは政治倫理としてはないと思っておりますが、その白黒問答をしても、イエス・オア・ノー問答をしてもしようがないので、間接税をやりたいという総理、大型間接税ではないのだということになるのですか。
そこで、黒白の押し問答をする気はありませんけれども、私は内閣がかわったから前内閣の例の投網論はもうないことにしていいんだなんていうことは政治倫理としてはないと思っておりますが、その白黒問答をしても、イエス・オア・ノー問答をしてもしようがないので、間接税をやりたいという総理、大型間接税ではないのだということになるのですか。
中曽根さんは投網論で来た。これでみんながこういうものが大型間接税だとわかって、売上税はだめになった。そこが十分わかってなくてはいかぬのだと総理が御指摘になるのですから、あれを守るか守らないかはちょっと横へ置いても、竹下総理は、大型間接税とはこういう定義だということをひとつ明快に示していただくことが議論のポイントだと思います。
中曽根前内閣の統一見解であるいわゆる投網論は、竹下総理も大蔵大臣として了承されたはずですが、これを変更する意思のないことを明言すべきであります。きのうの衆議院答弁は、あいまいもこで納税者にはわかりません。総理の言語明瞭・意味明瞭の答弁を求めます。あえて統一見解を踏みにじり大型間接税を導入しようとするのであれば、解散・総選挙で国民の信を問うべきであります。
この面でも明らかに総理が言う投網論と一致すると思いますが、いかがでしょうか。 九、売上税の導入は、免税点を撤廃し、低料金でも根っこから課税することになります。
また、衆議院の予算委員会におきまして公明党の矢野質問の投網論に対しまして統一見解が出されたそのことに対しても私は違反していると思うのでございます、細かいことは時間がありませんから省略をいたしますけれども。また一般消費税の導入をしないという国会決議にも抵触するのではないかと思います。このように選挙における公約、また議会で決められたことにも違反している。