1956-11-17 第25回国会 衆議院 本会議 第4号
(拍手) 日ソ交渉が、難航実に一年三カ月、ここに曲りなりにも成立して、日ソ両国間の戦争状態の終了、大使館の相互設置、抑留者即時帰還、漁業条約の発効及び国連加盟の支持の五点についてそれぞれ妥結し、効力発生を見るに至ったことは、八方ふさがりのアメリカ一辺倒外交に新しい北の窓を開いて、局面展開の機会を与えた功績は大きい。
(拍手) 日ソ交渉が、難航実に一年三カ月、ここに曲りなりにも成立して、日ソ両国間の戦争状態の終了、大使館の相互設置、抑留者即時帰還、漁業条約の発効及び国連加盟の支持の五点についてそれぞれ妥結し、効力発生を見るに至ったことは、八方ふさがりのアメリカ一辺倒外交に新しい北の窓を開いて、局面展開の機会を与えた功績は大きい。
こいねがわくば、厚生、外務両省は直接の関係各省でありますがゆえに、二省緊密なる連繋の上にどうか有終の美を収め得るように御援助を賜わりたく、強く要請するものであります、 この際、在外同胞抑留者即時帰還問題に関連をして、外務政務次官にお尋ね申し上げておきたい。