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17件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1994-06-23 第129回国会 参議院 予算委員会 第19号

ただ、依然としてロシアは大量の核兵器を持っておりますし、また今、北朝鮮の核疑惑に見られますように中小国に対する核拡散というような問題が起こってまいりますと、今の抑止力理論というのも一〇〇%まだ否定できるところまでいっていない。中国においては最近も核実験が行われるという状態でございます。

柿澤弘治

1988-04-26 第112回国会 衆議院 本会議 第19号

その結果、米ソ軍備拡張競争抑止力理論を軸にした核兵器核弾頭装備ミサイルのとめどもなき開発と蓄積、配備が行われてまいりました。ところが、氷炭相入れずと見られてまいりました米ソの間に、昨年十二月八日、INF全廃条約が締結されるに至ったのであります。それは、なるほど米ソの保有する核ミサイルの数%程度にすぎないかもしれません。

広瀬秀吉

1987-12-15 第111回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 閉会後第1号

ここら辺になってくると、言い分をそのまま信じられるかどうかは別として、国連軍縮担当としてごらんになっていて、抑止力理論のある変化が米ソ両国あるいは国連の中で強まりつつあり、今は転期の時期ではないかというふうに思うのですけれども、そこら辺どうごらんになっていらっしゃいますか。

上田耕一郎

1985-04-03 第102回国会 衆議院 外務委員会 第5号

河上委員 今の話ですと、従来の核兵器は攻撃的な兵器であって、その破壊力の恐ろしさによって抑止力が生まれる、こういうように考えてきたのを、今度は撃ち落とすというか防御することが可能だということである種の抑止力をまた生み出すんだ、こういうことでありますけれども、しかし、核兵器ができましてから約四十年の歴史の中で、抑止力理論というものは結局破綻しつつあるわけであって、次の一層危険な新しい段階に入ろうとしていることでありますので

河上民雄

1984-08-01 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号

その際に、政府・自民党と最も対立する論点は抑止力理論の評価になると思われますが、その点は次の平和の確保というところで私は触れさせていただきます。  総合安全保障ににわかに賛成しかねる第二の点は、政府の展開する総合安全保障論日米安保条約を根拠とする日米安保体制を積極的に推進するものとなっていることであります。  外務省の調査企画部長が、私との論議の中でいみじくも言われました。

和田静夫

1984-08-01 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号

政府は、抑止力理論現実において機能して、戦争均衡軍事力によって抑止されてきたと主張をいたします。確かに核戦争通常兵器による戦争に比べ敷居が高いことは認めましょう。しかし、それは単に核抑止が働いたからではありません。あり得べき核戦争米ソ戦争でありますが、米ソ戦争世界的影響力の大きさをまず問題にしなければなりません。

和田静夫

1984-04-25 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第4号

和田静夫君 岡崎さんにちょっと戻って伺いますが、私の見ているところ、予算委員会中曽根総理お答えになったのをずっと記憶をたどってみますと、どうも核抑止考え方については、アメリカの核の傘に入っていれば安全なのだ、そういう何といいますか、単純素朴な抑止力理論であるという印象が非常に強いわけですが、まあ防衛力問題といいますか、防衛問題ではかなり肩を張ったところが総理にはおありになりますからそういう部分

和田静夫

1984-04-25 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第4号

和田静夫君 私は、このアメリカ核抑止戦略というのは限定核戦争、そういうシナリオを織り込んだものだろうと考えるのですが、中曽根総理が想定するように私が冒頭申し上げた牧歌的な抑止力理論ではないと考えられるのですよ。日本政府としてはこういう点どうでしょうね。限定抑止ないし段階的抑止考え方はとらない、日本政府としては。それはいいですかな。

和田静夫

1983-05-12 第98回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号

ですから、アメリカ核抑止力に依存すると言うけれども、とてもじゃないけれども日本核戦争には耐えられないし、まして使えるということが前提でなければ抑止力にならないのですから、使わせてはいけないし、第一抑止力理論が、これほど状況が違うのですから、与える損害が違うのですから、いざやり合った場合に、同じ十発の核兵器を投げ合いしたって全然状況が違うわけですから、この核抑止力という発想法、あるいはいま夏目さんが

前川旦

1980-11-05 第93回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

それは、抑止力理論というものは私自身は理論的には全く信用してない。つまり、第二十五回パグウォッシュ・シンポジウムに、われわれは湯川秀樹、朝永両先生を含めて、アメリカのリチャード・フォーク博士も参加されたわけですけれども、核抑止力理論というのは有害である、つまりパーニシャスであるということをはっきりと宣言の中で書いてある。

関寛治

1980-11-05 第93回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

そして、その拒否能力としては既成事実が簡単につくられるのを防止する能力、こうしておられまして、それに「国家の独自の立場を守ろうとする気概の涵養」もつけ加えておられますが、さて、問題として考えられますのは、日米安保条約を絡めますと、われわれの持つ防衛力プラス日米安保条約というのは、核の面においては明らかに抑止力理論というものがございます。

永末英一

1971-12-15 第67回国会 参議院 沖縄返還協定特別委員会 第6号

アメリカの核のかさといいますけれども、総理のよく言われる抑止力抑止力理論というのは、力の均衡を求めて、際限のない軍備競争核兵器競争へ導いていき、結局は地球上に恐怖の均衡を拡大再生産していくだけです。いつの日か、これが破局にならないとは限らない。どこの国の核のかさであっても、そういうものには入らぬと。ないほうがよほどこれは安全ではないですか。

星野力

1971-04-14 第65回国会 衆議院 外務委員会 第13号

そもそも同時に安保条約国連憲章第五十一条をもとにした考え方で、そしていわゆる抑止力理論とでも申しますか、その上に立って、脅威が国際的に起こらないように未然に防止する、こういう角度からつくられているものでございますから、そういう目的に照らして有効適切な抑止力が形成されるということが筋であると思います。

愛知揆一

1969-03-24 第61回国会 参議院 予算委員会 第18号

国務大臣愛知揆一君) その点は、いま防衛庁長官からもお答えがありましたように、何といいますか、抜かざるところに意味のある刀である、これが私は抑止力理論ではないかと思うので、いまおあげになりましたような事態がもし起こったとすれば、それは抑止力理論から言っておかしいことになるのではないかと思っております。未然に起こらないようにしておくというところに抑止力というものがある。

愛知揆一

1969-03-24 第61回国会 参議院 予算委員会 第18号

前川旦君 核の問題を考える場合には、核の抑止力理論その核の抑止力というものが破れたときにどうなるかということを考えなければ抑止力理論また成り立ちません。というのは、実際に使うんだということが前提にならなければ抑止力理論が成り立ちませんね。ですから、抑止力が働くためには、使って効果があるんだということ、そして使う意思があるんだということが前提にどうしてもなるわけです。

前川旦

1969-02-27 第61回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号

そうして、それに対してもいろいろの御意見はあろうと思いますけれども、やはり現実の姿においては抑止力理論というものが確かに成果を発揮している。しかし、それが将来の理想の姿であるかといえばそうではもちろんないと思いますので、たとえば核を持てる国の軍縮、持たざる国に対する安全保障というようなことが世界的に確立されることが望ましい、こういうふうな考え方でございます。

愛知揆一

1969-02-27 第61回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号

愛知国務大臣 現に抑止力理論が行なわれており、それがメリットをあげておると私は判断いたします。したがって、考え方として核武力均衡というものも、現実の問題としてはこれがまだ続くのであろう、かように考えます。しかし、いまわが国はというお尋ねではなかったかもしれませんが、わが国としては、非核三原則というこの崇高な目標を同時に守り抜いていくべきではなかろうか、かように考えております。

愛知揆一

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