1975-06-20 第75回国会 衆議院 本会議 第29号
しかも、わが国が着々と軍備を拡張し、有事の際には米軍進発の前線基地ともなるわが国の条件下で、朝鮮半島の動向を注視し、朝鮮民主主義人民共和国との接触を拒否し、朴政権との軍事的、経済的癒着をますます深める現行の外交姿勢を続けるならば、南朝鮮の政情はいよいよ厳しい抑圧下で不安感を高め、ひいては、朝鮮半島における安定を破壊する作用しかもたらさないでありましょう。
しかも、わが国が着々と軍備を拡張し、有事の際には米軍進発の前線基地ともなるわが国の条件下で、朝鮮半島の動向を注視し、朝鮮民主主義人民共和国との接触を拒否し、朴政権との軍事的、経済的癒着をますます深める現行の外交姿勢を続けるならば、南朝鮮の政情はいよいよ厳しい抑圧下で不安感を高め、ひいては、朝鮮半島における安定を破壊する作用しかもたらさないでありましょう。
農地改革によつて、働く農民によつて農地は所有され、封建的地代は近代的地代に改められ、これを基点として、農業の堅実なる発展は一時約束されたごとき感を与えましたが、事実は、農業は政府の超均衡財政の犠牲に供せられ、低米価の抑圧下に、厖大なる過剰人口を擁して呻吟している実情であります。