2013-04-26 第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
具体的に、耐空性改善通報、あるいはそのベースとなります耐空性改善命令がどういう中身になるのかということでございますけれども、787型機について、ボーイング社の技術通報に従ってバッテリーシステムを改修することを指示するとともに、改修等を実施済みのものについては運航再開を認める、こういう内容になっております。
具体的に、耐空性改善通報、あるいはそのベースとなります耐空性改善命令がどういう中身になるのかということでございますけれども、787型機について、ボーイング社の技術通報に従ってバッテリーシステムを改修することを指示するとともに、改修等を実施済みのものについては運航再開を認める、こういう内容になっております。
そして、必要に応じて関係各国にその中身を通報するということになっておるわけでございますけれども、特に緊急を要する場合には、すぐ一週間以内とかあるいは三日以内とかいうことで、時間を限定して、我々はアラート・サービス・ブリティンとか、アラートADと言っておりますが、これは緊急技術通報あるいは緊急耐空性改善通報、こういう呼び名で呼んでおりますが、こういう形で各ユーザーに必要に応じて流されるということでございます
この九機は、いずれも事故を起こしましたアメリカンのDC10に比べますと、ずっと製造番号が新しい機材ではございますけれども、昨日の時点において私どもの方は今月中、つまり三十一日までにダグラス社の出しましたサービスブレティン、技術通報を実施するようにというとりあえずの指示をいたしておきました。
その結果、とにかく今回の事故が二件連続して起こったわけでございますが、それがいずれも両翼同時に故障が起こった、こういう特異性にかんがみまして、ロールス・ロイス社が世界一般に出しております技術通報、これは四百飛行時間内に一回ずつボアスコープという、いわゆる胃カメラでございますけれども、中をのぞくカメラでもって点検をする、こういう基準をはるかに越えましたシビアな内容の勧告を提示したわけでございます。
したがいまして、六日から七日にかけましていろいろロールス・ロイス社におきましても対策を検討いたしました結果、一般にロールス・ロイス社が世界に流しておりますいわゆる技術通報というものがございまして、これは飛行四百時間ごとにいわゆるボアスコープといいます内部を見る鏡でもって点検をしなさい、こういう通報が出ておるわけでございますけれども、われわれといたしましては、そのような基準ではとうてい安全を確保する万全