1971-02-18 第65回国会 参議院 文教委員会 第4号
そのほかに、これはまあこちらのほうが学ばなければならぬ点でありますけれども、司書教員、訪問教師、家庭派遣教師、中学校の技術教員、こういった本土のほうに一部ありますけれども——ないような、これが定数化を現在されている。
そのほかに、これはまあこちらのほうが学ばなければならぬ点でありますけれども、司書教員、訪問教師、家庭派遣教師、中学校の技術教員、こういった本土のほうに一部ありますけれども——ないような、これが定数化を現在されている。
先ほど来申し上げておりますように、工業教員あるいは技術教員の不足、今後さらにますます要求が大きくなるであろうという観点に立ちまして、それにこたえていく計画、それから実行というものは、私どももその点においては賛成でございます。
わざわざこの学校教育法を乱して、そしてわれわれが簡単に賛成できない――技術教員養成の必要ということはきっちりわかっておるのです。あえていろいろと論議する必要はないわけです。学校教育制度を乱して、そして審議が渋滞するようなおかしい出し方については、あまりにも軽卒だと私は思うのです。
この種教育にあっては、何といっても教員の素質が問題であるから技術教員の養成、理科教育には特に力を入れてもらいたい。しかるに理科教育の補助金が非常に少い。オートメーションとか原子力とか、今日技術の革新期にきており、生産管理も変ってきている。従ってこれに対応した新教育がなさるべきであるが、その研究施設に対する要望がなかなかかなえられない。新技術の養成には金がかかる。
小中学校の技術教員又は科学担任教員の充足がなくしては、日本経済の復興もないとさえ極論する経済学者もあるほど、小中学校の科学教員、技術教員は世論の要求であります。本案は、この世論、良識と逆行いたしまして、一層、小中学校から資質ある者を追い出す結果を来たすのであります。
それからその次に、教員養成の問題についての御質問がございましたが、私どもとしてはいろいろ実際衡に当つておる学校のかたがたから聞いておりますことは非常に教員になるための御承知のような課程、特別なる負担がございまして、特に産業教育等の面倒な、而もうるさい、恵まれない仕事に従事するそのための先生となる特別の負担に耐えられないというような声をしばしば聞いておりますし、なお又技術教員としては従来試験、検定のあつたものがなくなつております