2019-03-19 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
FMSの場合は、技術の流出を避けるために、秘匿性が高い部分の修理、整備は製造元の米国メーカーが行うということを求めておりますし、日本が維持整備の一部を請け負う場合もあっても、整備や技術指導を行う米軍の技術者の渡航費や人件費は日本が技術支援費として支払うと。米国から取り寄せる部品も高額になっていくということになるわけでありまして、高い価格で購入をした上で整備費が大きく広がっていく。
FMSの場合は、技術の流出を避けるために、秘匿性が高い部分の修理、整備は製造元の米国メーカーが行うということを求めておりますし、日本が維持整備の一部を請け負う場合もあっても、整備や技術指導を行う米軍の技術者の渡航費や人件費は日本が技術支援費として支払うと。米国から取り寄せる部品も高額になっていくということになるわけでありまして、高い価格で購入をした上で整備費が大きく広がっていく。
○吉田政府参考人 この技術支援費の中身でございますが、今、議員の御指摘のような側面に加えまして、これは武豊という場所でつくってございまして、そこでつくるに際しては、米国企業から人が派遣され、製造ラインの具体の指導とかをする、こういうような支援内容になってございます。そういった意味でいうと、一概に逓減するということでもございません。
それで、この製造参画にかかわる国内企業との契約金額は八百七十七億円でございますが、このうち約百四十二億円がいわゆる技術支援費というふうなことでございます。
BAE社は、今回の調査において、山田洋行からの情報を確認しないまま、また、同社と調整することなしに技術支援費を含まない製品費のみのコーテーションを提出し、当社に対して迷惑を掛けたとしているということであります。BAE社が迷惑を掛けたということなんです。
○国務大臣(石破茂君) 委員おっしゃるように、この技術支援費って一体何なんだと。それぞれ見てみると、まあもっともらしいことが書いてあるのだが、結局その分を除いて値段は決まりました、じゃその後この技術支援費はどうなったかというと、地方調達分としてはるかに安い値段になっているわけですよね。
このときに山田洋行をかばうためにだと思いますが、契約を続行するためにだと思いますが、あえて技術支援費というものを入れて見積りを間違えましたという言い訳をつくって、このまま契約を続行します。調査をした相手方の名前も書いていない。
山田洋行の説明によればといって、山田洋行はこのときに、三ページから四ページにずっと書いてあるんですが、技術支援費というものを見積りに載せたんだというふうに防衛省は書いているんです。技術支援費は役務の提供です。製品費と役務の提供は普通見積りでは別です。 これ、大臣、山田洋行の過去も今も含めて、技術支援費と製品費を一緒に見積りを出した例は一件としてもありますか。何件ありますか。
○福山哲郎君 これ、山田洋行の見積りがおかしいとメーカーから来て調査を入っているのに、山田洋行の人間が随行して、防衛省の人間がこういう報告書を出して、初めて技術支援費という言葉を使って、その見積りは正常でしたといって山田洋行と契約を続行しているんです。こんな調査はないでしょう、大臣。
この当初契約の見積単価は技術支援費を製品価格に上乗せしたものだったが、その後、技術支援費は別途予算化されると知ったため、技術支援費を減額する変更契約を防衛庁に要請すること、その上で平成十四年二月五日付けの書簡は抹消をしてほしいことなどのことが記されておったわけでございます。
○川内委員 その後予算化されていない技術支援費を潜り込ませることが正当なことなんですか。
○川内委員 技術支援費を幕がそのときは知らなかったということは事実でしょう。
○川内委員 いや、だから、一億八千万、技術支援費を潜り込ませていたわけですよ、山田洋行は。一億八千万。それを、二千万、後になって予算化されておりますということで、一億八千万の技術支援費の上乗せが正当化されるのかということを聞いているんですよ。 正当化されるんですか。
メーカーも技術支援費の上乗せをするということは知らない。そして、幕も技術支援費が上乗せされているなどということは相談を受けていない、知らない。山田洋行だけが、後になって、これは技術支援費を上乗せしたんですということを言っている。当初の契約は、BAEも知らない、幕も知らない、技術支援費と後になって説明されるものが、金額が上乗せされている。平成十二年の契約はですよ。平成十二年、当初の契約は。
○川内委員 そうすると、そもそも、物品の調達に関して、技術支援費を上乗せして契約をする、契約をしようとした、違う違う、契約しているんだ、一回は。一回はもう契約しているんですね。技術支援費を上乗せして契約をしている。これは、では、幕も承知の上でやっていたということでよろしいですか。
○石破国務大臣 ですから、最初に、技術支援費なるものが入っていた時点で、これは高いんじゃないのということが見抜けなければならないということだと私は思いますね。 その後、技術支援費が実はまじっておったので契約をセパレートして別にやりますということになった時点で、では技術支援費は一体どう使われたのだと。