1957-03-27 第26回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第20号
それらをひっくるめまして、全く同じように昇進していくかどうか、これは将来の事務官系統、技術官系統に適するポストの問題にも関連いたしますので、的確な予想はできませんけれども、こういった事務、技術のアンバランスの傾向は、徐徐にではありますけれども、少くとも改まってくるように私は見ておるのでございます。
それらをひっくるめまして、全く同じように昇進していくかどうか、これは将来の事務官系統、技術官系統に適するポストの問題にも関連いたしますので、的確な予想はできませんけれども、こういった事務、技術のアンバランスの傾向は、徐徐にではありますけれども、少くとも改まってくるように私は見ておるのでございます。
そこで一般行政職の事務官系統と技術官系統につきましては、最高は七万二千円であって、初任給が五千八百円である。そのことは教育の場合におきましても、同様の七万二千円と、初任給は七千四百円であります。それから研究職、つまり技術者の研究職、これも最高七万二千円であって、初任給は五千八百円であります。またお医者さん、この医療職につきましても、技術の最高は七万二千円であって、初任給は一万八百円であります。
それともう一つ、まあこれはやはり事務官系統の者が技術官系統の者に比しまして早く退職するということが一つの原因ではあります。更に技術官の数とそれから技術官を以て補充すべきポストの数、こういうものによつて止むを得ずこういう結果が出て来る、かように考えております。
○三浦辰雄君 まあここでやり取りしたつてしようがないが、例えば四、五年たつてあれですか、技術官系統としては事務官諸君と相対するようなポストが一つもないということですか。
ならば二十三年に採用をされた事務官諸君と技術官系統の諸君とにはいわゆる差を付けるという考え方はなかるべきである。だから私はそこで個人的な優劣の差は、多少の差はあることはあるでしよう。併し偶然の一致として全然一人も同じ五年後の今日、事務官諸君と同じ級号表を持つている技術官がないという偶然はないだろうと思うのです。大勢のことですからこの点はどうですか。