1981-03-24 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○亀岡国務大臣 御指摘のとおり、検診技術員の業務は、機関の事故率が高い二十トン未満の漁船を対象としておるわけでありまして、主として大型漁船を引き受ける漁船保険組合については、必ずしも検診技術員制度が有効に機能していないという面があるのは私どもも実は理解するところでございます。
○亀岡国務大臣 御指摘のとおり、検診技術員の業務は、機関の事故率が高い二十トン未満の漁船を対象としておるわけでありまして、主として大型漁船を引き受ける漁船保険組合については、必ずしも検診技術員制度が有効に機能していないという面があるのは私どもも実は理解するところでございます。
検診技術員制度の問題につきましての重要性はわれわれも十分認識しているところでございますから、今後いろいろの問題等につきましてできるだけ努力を払っていきたい、こう思っております。
そのほかに、さらにいわゆる養蚕団体に別に蚕業技術員の制度がございまして、まあ俗にいう嘱託普及員という名称が使われておりますが、そういったことで、一般農事に比べますと非常に濃密な技術員制度を現在活用しておりまして、全国、非常に多くの技術員が現在それに従事しているわけでございます。
私の見るところを率直に申し上げますと、現在の普及技術員制度というものを根幹として将来行かれるということを、口にはおつしやつていますが、その一面、単位農協の技術指導力を増強して行くというような方針もおとりになつておる。両者を協力させて万全を期して行くということは、まことに作文としてはけつこうでございますが、なかなかむずかしい問題がそこに介在すると思うのでございます。
○足立委員 これ以上申し上げませんが、ただいま質問で申し上げた事柄で十分おわかりのことでございますが、この普及技術員制度というものは、日なお浅いのでありまして、まだ農家個個に対してほんとうに密着し、浸透した実績をあげてないということにつきましては、私も他方の実情はわかつておりますが、進駐軍の申し子とはいいながら、この制度が一応確立されておりますので、今度の団体再編成に関する法律案の趣旨から見ますると
○足立委員 農業委員会の方は一技術員をしてこれを農協に駐在させるという御方針のようでありますが、将来のことを考えますと、ただいま御質問申し上げた点が、まことに不明確になつておるのでありまして、普及技術員制度を根幹として将来とも行くという方針であるならば、その根本的な方針と農協における技術指導との競合の問題を、どのように将来調整をされて行かれるおつもりであるか、この点についてお伺いしたいと思います。
三、森林組合技術員制度を復活すること等はさしあたつて考慮すべき点ではないかと思われるのであります。 なお緊急開拓による林野開放の行過ぎ是正について高知、大分、福岡等において強い要望が聞かれたのでありますが、できるだけ早い機会に政府において善処せられんことを、この際切に望んでやまないのであります。 次に九州における坑木、パルプの需給事情について報告いたします。
もちろんその指導面は改良普及技術員制度ができておりますので、これを利用することは確かにいいということに私も同感であります。しかしながら地方によつてこれに非常なる差異がある。現在でもまだ一箇村一人づつ行き渡つておりません。
三、農業協同組合事業の達成を図るため、技術員制度を確立し、併せて研究機関を設立すること。 四、森林組合、漁業組合等農山漁村に対する協同組合組織の確立に関し速やかに法的措置を講ずること。 五、政府は養蚕、畜産等農業の各業種の健全なる発展を図るため、本法施行に当り特に育成の措置を講ずること。 六、同一地区内に二つ以上の同種組合が設立される場合は、組合員の二重加入を認めざる措置を講ずること。
第三番は、農業協同組合事業の達成をはかるため技術員制度を確立し、併せて研究機関を設置すること。こういう点を入れておりますが、これは今の農業協同組合におきましては、技術員の制度というものは認めておりません。
そのためには、技術員制度を確立し、これが待遇を改善し、安んじて農業指導に專念できるようにせなければなりません。さらに研究機関を整備いたしまして、新しき進歩せる科学技術の研究ができ、これが農業経営の中に導入されるようにせなければなりません。 以上の三点につき簡單に所見を申し述べまして、私どもは、この民主的な農業協同組合の誕生を喜びつつ賛成の意を表するものであります。(拍手)
しましては、すでに理事會において決定しております附帶決議があるのでありますが、この附帶決議の條項を申し上げますると、 一、農業協同組合事業に關連のある食糧管理法、酪農業調整法、馬匹法其他許可認可を要する關係法は、農業協同組合事業の發展の助長のため速かにこれも改廢すること 二、農協協同組合事業の達成を圖るため、金融の自主的確立に關し充分なる措置を講ずること 三、農業協同事業の達成を圖るため、技術員制度
次は、これと関連いたしまして農業技術員の問題でありまして、われわれは、現在の技術員制度が壞滅に瀕する状態にあることを憂えて、この制度を根本的に改革して、その俸給を全額國庫負担といたしまして、待遇を改善することによつて、技術員が單に生産についてばかりでなく、農村の生活一般について、いわば農民のよき伴侶となり得るようにいたしまして、農村の生活と文化を高めるとともに、生産を増強すべきものであるということを