今申し上げたように、左官とかそういったことについては、これはやはり、業務区分として一定の技能、専門性をはかる、そういうことで分けているものでございまして、法案の当初からそういった、分野というのはより幅広い概念であり、そして、業務区分というか、試験により求められる、はかられる特定の技能というのは、この人材の確保を図るべき産業上の分野とは別概念というふうな前提で私は答弁しておりました。
そうした国内人材の活用であるとかあるいは生産性の向上、これをしっかりやった上で、では我々はどういう外国人を受け入れるのだといった場合においては、これは一定の技能、専門性を有し、即戦力となる外国人を受け入れるのだということを申し上げているわけでございます。
これは、昨今の深刻な人手不足の状況にも鑑み、我が国において生産性向上や国内人材確保の手だてを尽くしてもなお深刻な人材不足である産業上の分野、これに限って、一定の技能、専門性を有する即戦力のある外国人を受け入れようとするものでございます。
○国務大臣(山下貴司君) 先ほど、技能という、一定の技能、専門性を有する者ということでこの新たな人材受入れ制度を今検討しているところなんですが、先ほどおっしゃった宿泊業にしても、要するにベッドメーキング、これも実は技能が要るんですね。
そこに、その一定の技能、専門性を持った外国人、日本で働いてやろうというふうな外国人に入ってきていただく、そうした在留資格を拡大するものでございます。 もとより、優秀な人材を我が国に引きつけるためには、これらの方を、労働者としてのみならず、我が国で働き、生活する方として受け入れ、我が国がその処遇や生活環境等について一定の責任を負うべきものであることは当然でございます。
それに相当する、人材不足に限った就労分野として特定技能二号を想定しておるわけでございますが、今回の特定一号につきましては、高度の、そういった熟練のとまでは言わないけれども、しかしながら、やはり一定の我が国の人材不足が深刻な分野において活躍していただける、そういった技能、専門性を持った人材というふうに考えております。
技術系研究支援者に対する人事処遇上の主な問題点としては、研究者に比べてやはり給与水準が低い、特殊な技能、専門知識が人事評価に反映されていないということも挙げられています。だから、今後、研究支援者の不足を解決していくためには、その能力や業績を踏まえた適切な処遇を行うこと、その上で研究支援者が誇りを持って働けるような環境を構築していくことが必要である、ここまでの指摘もあるわけですね。
ある学校の生徒が、勉強できない者は、例えば技能専門校みたいなところへ行って何か職でも身につけるしかないなというようなことを言うわけですよ。それはもう最初から何かふるいにかけているような、そういう意味では、幾つかの技能専門校、例えば公立でもありますし、そういうところに行くということが、何かどこか落ちこぼれたような人間が行く、そこで何らかの職でも手につけないといかぬようなことを言われるわけですね。
○前田勲男君 ということになると思いますが、その辺はひとつ慎重に御決定をいただきたいのと、なお広げて考えるとすれば、例えば人が持つ技能、専門知識等、これもまさに資産であります。そうすると、勤労者がいろいろな教育を受けられ、資格を取られ、専門技能をつけられるということもまさにソフトとしての資産でありますから、こうしたものにもひとつ格段の配慮を置いて決定をいただきたい。
農村からの出かせぎの人たちの労働力というのは相当なものがございますが、こういうものには単純労働と技能専門職と二つあるのです。だから、単純労働の場合には、本人がその気にさえなれば、出かせぎの人たちだって、また構造不況産業から出てくる失業者の人たちだって、ここで就労のチャンスはあるでしょう。また、そういう人たちも使えるでしょう。
それに対して今回行なおうとする検定は、都道府県における検定協会が選んだ技能者を中心とする専門家を合議制において技能の検定をしていただく、こういうようにいたしますので、検定協会の木も植えたこともない人間がやるのではなくて、各都道府県におきますそういう部門の技能専門家にお願いする、その方々に検定をしていただく、こういうことになっておるというように思います。
しかしながら、いままでのそういう経過を私が承っておるところによりますれば、特に防衛庁そのものが民間会社にそういう人々の就職を要請をしたとかあるいは天下り的にしいて求めたというような事実はございませんで、まあ会社等が、本人の自衛隊におけるいろいろな技能、専門的知識というようなことをば要望をされて、個人的に交渉をされて顧問その他に就職がなされておるということを聞いております。
特に下級職員ですね、研究員とともに仕事をしている研究技術者、下級技能専門者、こういう縁の下の力持ちをしている職種の待遇は非常に不適正である。これが日本の研究態勢を万全ならしめない、科学技術の向上が遅々として進まない一番大きな原因になっていると思いますが、この点に対してはどういう見解を持っておられるか。以上お伺いいたします。以上をもちまして私のきょうの質問を終わります。
その前にまず伺いたい点は、技能専門の人で、研究職の俸給表を適用さるべき技能専門の仕事をしておるにかかわらず、これが比較的に研究態勢の縁の下の力持ちをするような階層であるので、これが行政職の二表を適用され、そうして縁の下の力持ちをしながらもそれが上に上がっていかない、希望も持てないというような日本の研究態勢の大きな隘路が私はあると思うのです。