一つは、貨物輸送の実態でありますが、貨物の扱い種別、たとえば物資別適合輸送、こういう大ワクは物資別適合輸送になるもの、包括契約ですね、そういうもの、あるいは専用線にかかるもの、これは同じ、ダブると思うのですが、専用線貨物、それからフレートライナー、それから一般的ないわゆる在来の小口、それから在来の貸し切り、車扱い、そういう種別の数量と収入、それから、できますればそれぞれ原価計算をしておられるかと思うので
久保三郎
○山口説明員 ただいま御指摘の資料の中で、貨物の扱い種別ごとの数量、収入等これは全部わかります。ただ、扱い種別ごとの原価計算が、少し研究してみないとわかりませんが、そういう形での原価計算は国鉄としてはやっていないようでございますので、どういう形にいたしますか、勉強しまして適当な形であるいは変えて出していただく。
それから線区別扱い数量の推移、これはわかります。
山口真弘
いま先生のお示しの数字は、何か扱い種別ごとに差があるのではないかというふうに思います。たとえば小口扱いですともっと高くなります。しかし米軍では小口扱いの火薬はございませんので、全部車扱いになります。車扱いと小口扱いはそのくらいの違いは当然ございます。
磯崎叡
その独立採算は、総括原価主義による独立採算、かように私は基本的な態度をきめておりますので、ただいま言われますように、一部、扱い種別によって、あるものはペイしている、あるものは赤字だと、かように考えられて、それぞれのくふうをしろということは、私は賛成しかねるのであります。
佐藤榮作
○國友説明員 私どもといたしましては、扱い種別ごとに計算はしておりますが、大体全部の通運事業の全収入と支出についての比較をまず最初に考えまして、それによって今度は業務の種別ごとにそれを割りふっていくわけでございまして、値上げの全体的な今度の率から申しますと、全部を平均いたしまして九・八八%になっております。
國友弘康
○佐藤国務大臣 ただいまのお話は郵便事業のうちで扱つております各種の—第一種から第五種までの、扱い種別のものによりましてそれぞれ原価を計算して、その原価でまかなつて行つて、初め独立採算が可能なのではないか、ものによつて特別な政策的な考慮を払つておるにするならば、総体として政策的な考慮が払われてしかみべきじやないか、こういう御意見だろうかと拝聴いたしたわけであります。
佐藤榮作