1954-03-30 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第25号
なおその財源としては国庫負担も大幅に増額し、あるいは積立金運用につきましても注意を払つて、財源を確保することによつて、給付額を原案より大幅に増額すべきであるというような意見が主流を占めておつたように思います。これに対して使用者側の意見は、緊縮財政の今日でもございまするし、保険料負担が額の上において大幅に増額するという政府の原案には賛同しがたいということが一つのポイントでございます。
なおその財源としては国庫負担も大幅に増額し、あるいは積立金運用につきましても注意を払つて、財源を確保することによつて、給付額を原案より大幅に増額すべきであるというような意見が主流を占めておつたように思います。これに対して使用者側の意見は、緊縮財政の今日でもございまするし、保険料負担が額の上において大幅に増額するという政府の原案には賛同しがたいということが一つのポイントでございます。
その点は財源との和らみ合いもありますので、今あらゆる努力を払つて財源を見出しておるのでございますが、財源があつて、そういうやり方をする方が適切であるという結論になりますれば、むろんそういうことにいたしたいと考えておりますけれども、今のところ財源に関しまして何とも申し上げかねろ段階であります。
財産を全部確保しておられるということになりますると、非常に安易に、而も伐採期に達しない十五年、極端なのは十五年或いは二十年ぐらいで、ここ十年乃至二十年御辛棒を願えれば立派な収獲もあがるような山も、完全所有をしておられるために簡単にこれを売払つて財源に使われる、そのために所有が個人に移る、或いは他町村に移るというようなこと、或いは買つた人たちは森林法の適用は受けまするが、適正伐期齢級に達しない先に切払