1950-02-16 第7回国会 衆議院 予算委員会 第16号
しかしながらこの燐鉱石なりカリ肥料は、絶対輸入をしなければならない立場でありますので、この方面は一層輸入をいたしまして、硝安のごときは日本においてできます石灰窒素あるいは硫安等において補い、なお有畜農業奨励と同時に、手間肥――厩肥、堆肥の増産によりまして、地方の回復をはかりたいと考えておるのであります。
しかしながらこの燐鉱石なりカリ肥料は、絶対輸入をしなければならない立場でありますので、この方面は一層輸入をいたしまして、硝安のごときは日本においてできます石灰窒素あるいは硫安等において補い、なお有畜農業奨励と同時に、手間肥――厩肥、堆肥の増産によりまして、地方の回復をはかりたいと考えておるのであります。
ことに農業もおちついて参りますと、化学肥料よりもいわゆる手間肥ということに、生産者が注意を払つて来るのではないかと思います。ことに硫安は酸性土壌を起しましてかえつて害を及ぼしておる。
家畜の飼料がないとか何とかおつしやいましたからそれは一應さように聞き取れるのでありますが、あなたの牛は黒い牛か、赤い牛か、斑の牛かと聞きましたら、私の方は朝鮮の赤い牛や黒い牛が多くて、余りぶちの牛はおりませんとこういうことでありましたから、ぶちの牛がおらんのならどうか手間肥で養つて頂きたい、乳牛ならば飼料に糠というものが大事でありますが、朝鮮牛に米の糠を食わすなど贅沢なことをせんと草を刈つて食わして
この土質の改良には有畜農業を取入れ、あるいは手間肥の方面に行く。とにかく土質を改良して行くことをまずもつて考えて行かなければならぬと思います。 次には耕地の拡張維持であります。既墾地に対しましてはその土質を改善いたしまして生産力を高めるとともに、新しく土地を設けて行く。それは開墾干拓等でありまするが、この干拓につきましても海岸を干拓するものと沼を干拓するものとあります。