1951-02-08 第10回国会 参議院 通商産業委員会 第6号
只今お手許にお配りいたしました資料に基きまして御説明を申上げたいと思いますが、先ず昨年の生糸の需給状況から申しますると、生産といたしましては機械生糸の生産高が十四万八千百二十四俵でございまして、これは一昨年に比べると相当減産にたつておりまするが、これは手持繭の、つまり繰越時期における手持繭の減少、或いは昨年の春におきまする操短というような事情から、生糸の生産はかように減つておるのであります。
只今お手許にお配りいたしました資料に基きまして御説明を申上げたいと思いますが、先ず昨年の生糸の需給状況から申しますると、生産といたしましては機械生糸の生産高が十四万八千百二十四俵でございまして、これは一昨年に比べると相当減産にたつておりまするが、これは手持繭の、つまり繰越時期における手持繭の減少、或いは昨年の春におきまする操短というような事情から、生糸の生産はかように減つておるのであります。
尚、現在の糸価対策といたしまして、金融的の措置についての御質問でございましたが、これは昨日もここでいろいろ申上げましたように、現在の糸価の状況、或いは製糸家の手持繭の不足というような見地から相当の金融的の援助をいたしまして、現在の難局を打開するという方針で、大蔵省或いは日銀当局、或いは地方銀行等といろいろ協議をいたしまして、スタンプ手形の返済の期間の延長とうことは大体方針が決まつているのでございますが