1975-02-26 第75回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
そして法政大学の第二校舎の地下、全関東美術連合本部なる部屋に押し込めまして、そして彼に目隠しをし、いすに座らせロープでいすに縛りつけた上、数人で取り囲み、同人の当日の行動、東京教育大学における革マル派の組織、活動状況等について追及しながら、生きて帰ると思うななどと脅迫し、そうしてついに最後には、同人に対し、金づち、角材、ヌンチャクあるいは空ビン、手拳等で同人の両大腿部、両下腿部、両肩部、背部、両腕、
そして法政大学の第二校舎の地下、全関東美術連合本部なる部屋に押し込めまして、そして彼に目隠しをし、いすに座らせロープでいすに縛りつけた上、数人で取り囲み、同人の当日の行動、東京教育大学における革マル派の組織、活動状況等について追及しながら、生きて帰ると思うななどと脅迫し、そうしてついに最後には、同人に対し、金づち、角材、ヌンチャクあるいは空ビン、手拳等で同人の両大腿部、両下腿部、両肩部、背部、両腕、
だから、第一の現場では手拳等となって起訴になっておる。ところが、今あなたが言うたように、結果としておしりを刺されておることがわかったので、凶器という問題が出てきた。そこに、第一点として、この問題はまず最初から疑ってかからなければならぬ事案だろうと思う。だれも現認した者はない。だから、起訴状にも手拳等と書いてあって、凶器があったということがない。
○猪俣委員 なお、この起訴状にあります手拳等をもって乱暴をしたということにつきましては、多数の証人をお調べになったのであるかどうか、そこを一つお答えを願います。
そこで、これは主としてお調べになったという中澤検事にお尋ねいたしますが、起訴状を見ますると、この四人の者が共謀の上、被害者たる木下とけんかをして、手拳等をもって同人を殴打して暴行を加えた、こうなっておる。ですから、けんかをしたときには手拳等となっている。ところが、いつとはなしに、今度は鋭利な刃物をもって啓部を刺した、こうなっておる。