1988-10-21 第113回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
それにもかかわらず今度の気象で成果が出なかったということでありますけれども、こういうことを契機にして逆に手抜きな農業、稲づくりというのは土づくりだというふうに言われているものから農家の皆さん方が手抜き農業になっていったんでは、ことしの災害はまた繰り返されてしまうというふうに私は思いますので、この点についていろんな技術的側面とあわせ労力的な問題もあると思いますけれども、これについての何かお考えがありましたらお
それにもかかわらず今度の気象で成果が出なかったということでありますけれども、こういうことを契機にして逆に手抜きな農業、稲づくりというのは土づくりだというふうに言われているものから農家の皆さん方が手抜き農業になっていったんでは、ことしの災害はまた繰り返されてしまうというふうに私は思いますので、この点についていろんな技術的側面とあわせ労力的な問題もあると思いますけれども、これについての何かお考えがありましたらお
えてしてそういう農家の皆さんの中には、水田ですと特にそうですけれども、通いづくりだとか何かまでやって、かなりの手抜き農業をやったりしているという人たちもいるわけなんです。今、局長の御答弁の中で、区域の中でということがありましたので、その区域というのがこの歯どめになるのかなとも思いますけれども、じゃ、その区域とは一体どの範囲を指すんでしょうか。
大臣もさきにアメリカにお出かけになって、あのとおり牛肉、オレンジの交渉に当たられたわけで、もう痛いほど御経験になったと思うのですが、日本農業における農畜産物のコストダウン、これは国際競争に勝たねばならぬという一方の強力な要請を受け入れれば受け入れるほど実は粗放農業、手抜き農業になってはね返ってくるという現実があるのでございます。