1984-10-04 第101回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
じゃ、この五十六年の検査の中に、五十六年の一月二十九日から同年九月二十六日にかけて笹川了平氏に対して、この方が経営している日本ゴルフの融通手形、担保価額は四徳三千百万、これを貸し付けておるんですが、この担保であって実際は八億を融資したと、三億担保で。これなどについてはこれはどうなんですか。この方は途中であの世へ行つちまったらしいんだね。あの世に行ったらこれどうなるのかね。
じゃ、この五十六年の検査の中に、五十六年の一月二十九日から同年九月二十六日にかけて笹川了平氏に対して、この方が経営している日本ゴルフの融通手形、担保価額は四徳三千百万、これを貸し付けておるんですが、この担保であって実際は八億を融資したと、三億担保で。これなどについてはこれはどうなんですか。この方は途中であの世へ行つちまったらしいんだね。あの世に行ったらこれどうなるのかね。
第二番目の受け取り手形担保の問題につきましては、まだ今後検討さしていただきますが、なかなかむずかしい問題ではないかと思います。
なぜなら、増加運転資金を必要としている中小業者に担保余力がないということ、さらには国民金融公庫でも受け取り手形担保の融資を認めてほしいこと、これは先ほど言いましたように、市中銀行が選別するからであります。同時に、経営悪化企業の返済猶予措置を昨日付の緊急対策でうたっておられますが、これだけではだめなんです。
ところが、畜産局長が言われるように、バターの貸し付け契約を調べてみたら、手形貸し付けなんですね、手形担保ですよ。いま公定歩合でも五・二五%ですね。銀行が信用貸しする場合には七・七五%ですよ。信用貸しする場合の最高が七・七五%、最低は六・二五%ですね。ところが、担保の金利を調べてみますと四%で貸しておるのです。四%の金利というのは預金金利なんです。
一部手形担保といったようなことで資金化されている面もあるように聞いておりますが、実際問題としてはなかなかこれが割引の対象になっていない、こういうのが実情であろうかと思います。でございますので、いまお話しの点は、この保険云々よりもそれ以前の問題として、一体割賦金融というものをどう考えていくのか、こういった点が中心の御質問かと思います。
御承知のとおり自動車に関しましてはわが国でも割賦手形担保の金融がある程度行なわれているということは言えますが、ほかのものについてはほとんどこれが行なわれていないわけでございます。要するに、割賦販売の今後の問題点といたしましては、個人調査、個人の信用調査や賦払い金の回収の機構が整備されるということと同時に、割賦金融機構の確立という点が最大しかも急務なことだと思います。
普通銀行のような業務ができるようにそういうワクはみんな取っ払っていく、あるいは日本銀行の取引も、貿易手形だけは適格手形として相互銀行のも取引を認めるが、中小企業の手形担保は認めない、こういうような制限が今日ある、そういうものもみんな取っ払っていって、銀行同士がお互い組合組織以外のものは、もう相銀以上ぐらいのものは自由に競争できるような体制まで想定をして同質化という概念を使っているのかどうか、そこらをちょっと
それで、さらに多少御説明をつけ加えますと、この並み手形担保で日本銀行が貸し出しております部分につきましては、公定歩合が一銭七厘となっておりますので、これに対しては、一銭七厘の金利を三行から徴求をいたしておりまして、三行はまた、山一証券から相当の金利を徴求するということになっております。
○政府委員(津田實君) 森脇及び吹原は共謀の上、吹原において一流上場会社、有名人等から、真実は森協文庫に交付するのにかかわらず、これを秘して、金融機関より融資が受けられるようあっせんするとの口実のもとに、約束手形、担保物件などを騙取した上、これを森脇文庫の吹原に対する巨額のこげつき債券の元利支払いなどとして森脇に交付し、同人はこれを善意の第三者を装って領得するとともに、吹原の資金繰りを容易ならしめようという
さらに大蔵省銀行局は、町の金融業者が、これは否定できない当然の事実でありますが、手形割引行為をいたしておりますが、このことをいかに感ずるか、今後どのように指導するか、あるいはこれをあくまで手形担保、有価証券担保の金融とみなしていくのかどうか、そういうことについての今後の指導方針並びに実態の調査をお願いいたしますが、できますか。
○塩谷説明員 具体的な事例について詳細伺っておりませんので、的確な御返事はできかねるわけでございますが、ただいまの御指摘のような場合でありますと、通常の場合でいえば、手形担保の貸し金につきまして返済を求める、こういうことになろうかと思います。したがって、いまの場合には、貸し金の期限の問題とも関連いたします。通常の手形の買い戻しとはやや異なると思います。
そこで、佐々木さんは十一時半に御退席ですから先に伺いたいのですが、私は現状ではいま手形担保でおやりになっていることはやむを得ないと思います。しかし、さらに一段と進めた措置をおとりになるについては、私はいまの状態でやっていただくのは率直に言って困ると思うのです。
いまのは実は貿易手形担保貸し出し金融の問題なんですけれども。そこで日銀のほうが出しているのはふえていて、都市銀行側のものが減っている。そうすると、日銀が直接出しているわけじゃないだろうから、要するに日銀のほうが貿易担保金融をしておいて、ではそれだけが市銀のほうでできてないのかどうか、そこがどうも、資料が間違っているのかもしれませんが、かなり具体的な金額で出されておるわけです。
○奧村委員 八千万円もの手形担保としてはまことにおそれ入ったことですが、毎日球団というのは一体どういうものですか。新聞社が背景になっているように思うのですが、八千万もお貸しになる以上は、ずいぶん借りる方の対象をお調べになって貸したはずですが、また、球場を作るというのは一体どこに球場を作ったのですか。金の行く先はずいぶんお調べになったでしょう。
○国務大臣(愛知揆一君) 一般的な中小金融問題につきましては、只今大蔵大臣から詳細に答弁がございましたから省略いたしますが、なお、ほかに、例えば商工中金の手形の割引、手形担保貸付の期間を約一カ月延長するというような措置を併せ講じております。
普通の銀行の手形割引あるいは担保手形、担保貸付等の金利のものでありますと、二銭四厘というのが一般の場合の制限になつております。いろいろ貸付の態様その他によりまして調整金利にも差があります。
○江沢説明員 肥料会社に今のような全購連の手形担保で出します分は除いてのお話だと思いますが、その分が二十八億、そのほかに、金庫が銀行保証その他で單名で肥料会社に出しておる、これが九億七千五百万、先ほどちよつと触れましたが、こういうような数字になつております。なおこの数字は今後の情勢によりましては若干の変動があると思います。ふやしてもさしつかえないような状態になつております。
日本銀行が今の手形担保で貸しますのが、その意味の異常かどうかということは私は必ずしもそうではない。これは私の解釈でありますが、やはり銀行の政策はその事態々々に応じた適切な方策を、これは日本銀行法を曲げるわけに行きませんが、とつて行かれるということが国民経済上必要なことではないかと考えます。