2006-03-08 第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
あわせまして、全国の手動踏切を有する鉄道事業者に対しまして、踏切保安係による踏切遮断機の確実な操作の徹底について指示をしたところでございます。 東武鉄道といたしましては、事故後の緊急対策といたしまして、当該踏切を含む竹ノ塚駅付近の踏切二カ所における歩道の拡幅を六月に行いまして、それから九月に、同駅の自由通路のバリアフリー化のために駅西口へのエレベーターの設置を行いました。
あわせまして、全国の手動踏切を有する鉄道事業者に対しまして、踏切保安係による踏切遮断機の確実な操作の徹底について指示をしたところでございます。 東武鉄道といたしましては、事故後の緊急対策といたしまして、当該踏切を含む竹ノ塚駅付近の踏切二カ所における歩道の拡幅を六月に行いまして、それから九月に、同駅の自由通路のバリアフリー化のために駅西口へのエレベーターの設置を行いました。
そういう意味では、こういった竹ノ塚踏切のような手動踏切に対して抜本的な対策、改良の対策というものを打っていかなければいけないのではないかと思いますが、その辺の御所見はいかがでしょうか。
○梅田政府参考人 先生御指摘のあかずの踏切の中で、いわゆる第一種手動踏切というものでございますが、現時点では一カ所減りまして五カ所でございます。東武が二カ所、京成が二カ所、名鉄が一カ所でございます。 このあかずの踏切につきましては、私ども、今道路局長の方からもありましたように、抜本的には立体交差化をやる必要があるというふうに考えておりますが、時間もお金もかかるものでございます。
○穀田委員 エレベーターも四四%で、それで全国の手動踏切というのは五十八カ所だ。そして、東京都内のあかずの踏切というのは大体二百六十六ある。これは、答えていないけれども、もらった資料で私は知っているんです。 今お話があったように、主体的に取り組んでいく、事業者がその責任を果たすというのは当たり前なんですね。ところが、その施設整備が進んでいない。
それから、京成上野から千葉に入る辺りまでは時速百三十キロで走行するというようなことが計画になっているわけでありますが、この第一種手動踏切一覧という中で、京成の高砂一号、二号というのが手動式になっているわけですね。で、開かずになっている。その目の前を、この手動の前を百三十キロで走っていくという、こういうようなことが計画されているわけでありますけれども。
○北川イッセイ君 鉄道会社の方でこの開かずの、いやこの手動踏切ですね、手で動かす踏切、これはどういうところに、これ、どうして自動にしないんですか。
○政府参考人(梅田春実君) 今御指摘の手動踏切五十九か所でございますが、そのうち、現在実は一か所手動がなくなりまして、現時点でいいますと五十八か所になっております、手動ですね。これは第一種踏切で手動になっておりますが、その五十八か所のうち、手動踏切五十八か所のうち開かずの踏切は五か所でございます。
先生御指摘のとおり、警報機も遮断機もある、しかし、手動の踏切、つまり、一種手動踏切でございました。 この事故の後、東武鉄道といたしましては、私も現地を見てきておりますが、係員二名のところ、四名に増員いたしまして、外に常に立って誘導している状況でございます。
この六か所の踏切につきましては、先生今御指摘のとおり、踏切長が非常に長い、それから列車の本数が非常に多いということで、自動化すると遮断時間が長くなるということから、きめ細かな操作によりまして遮断時間の適正化が図られるというメリットがございますし、逆にまた、人や車が踏切内に取り残された場合に状況に応じて適切な対応が行えると、こういうことから手動踏切になっているところでございます。
だからといって事故を起こしたら大変なことになりますし、今回も第一種手動踏切道における事故防止についての鉄道局長の通達も出ているんですね。とにかくしっかりと指導しなさいと。指導しなさいとおっしゃっているけれども、どんな指導をされるんでしょう、その指導は。ああいう踏切だったらどういうふうにしろという指導をなさろうとしてこの通達は出されたんでしょうか。
まず第一に、踏切の現状でありますが、その第一表にございますように三十五年と四十年を比較してありますが、一種の手動踏切、これは保安掛――係員がおりまして遮断機を取り扱うものでございますが、これはだんだん減っております。しかし、一種の自動と称しまして、列車が近づきますと、自動的に踏切の遮断機を上げ下げするという踏切につきましては約十倍ぐらいになっておりまして、総計としては相当ふえております。
この一種手動踏切のうちで私どもが責任事故と呼んでおります踏切保安係の過失によると思われます事故が、六十四件のうちの二十件を占めております。そうしますと、その残りの四十四件というものは、踏切を遮断しておるにもかかわらず、自動車が飛び込んでくる、あるいは締めかけておりますところをくぐってまいります、そういう事故なんです。
私の言っていることはそんなことを聞いているのじゃないので、一種の手動踏切の電動化を進めているわけです。その関係で四十年度の計画に対するただいままでの実績はどうなっているのか、こういうことなんですよ、この関係。
○徳永説明員 先ほど申し上げましたとおり、手動踏切の場合と自動踏切の場合、事故の発生率についてはほとんど変わりはないのでありまして、これは道路交通量その他によっても考えなければならないかもしれませんが、いままでの事故の実績を見てまいりますと、はっきりした差別はつけがたいという状況でございます。したがって、私どもも手動、自動はそうはっきり保安上差があるとは考えておらないわけでございます。
○渡辺説明員 ただいまお話しのような場合は非常にむずかしい場合でございまして、国鉄と私鉄が並行して走っておりまして、その離れが非常に短い場合でございますが、お互い一種手動踏切といいますか、踏切保安掛がついておるところは、一方の締め工合、あき工合を見まして、適当に人間がある程度交通整理をしまして、そのまん中のあき地に入る範囲しか入れないというふうなやり方で連係を保っておるところもあります。