2020-05-14 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
一方で、林業採算性の長期低迷、経営意欲の低下により手入れ不足の森林、造林未済地が発生したところでございまして、昨年度スタートした経営管理制度によって、意欲の低下した所有者から意欲と能力のある者や市町村への経営委託を進めることにより、手入れ不足の森林における間伐等の実施や伐採後の再造林の確保を推進しているところでございます。
一方で、林業採算性の長期低迷、経営意欲の低下により手入れ不足の森林、造林未済地が発生したところでございまして、昨年度スタートした経営管理制度によって、意欲の低下した所有者から意欲と能力のある者や市町村への経営委託を進めることにより、手入れ不足の森林における間伐等の実施や伐採後の再造林の確保を推進しているところでございます。
全国の八割の自治体が、管内の人工林に手入れ不足があると言われております。今年度から自治体に配分される森林環境譲与税を活用して、しっかりと森林機能の回復、健全な森林の育成に努めていくべきであります。 安倍総理に、防災という観点も含めて、我が国の森林資源の状況への認識と、土地の適切な管理に向けた展望をお伺いをいたします。
ただ、上に矢印で書いてありますように、木材価格の下落によって森林所有者の経営意欲の減退があり、手入れ不足の森林が増加した結果、森林の荒廃、そういうことも進んでまいっておりました。
そのために、森林所有者は極めて安価、場合によってはただで立木の伐採、販売を委託させられ、十五年後以降に手入れ不足の人工林あるいは天然更新林で戻されるといった事態も、その可能性も否定できない。 新たな林業の担い手と目される素材生産業者等が順調に成長しない場合には、大きな資本が容易に参入できる仕組みが準備されていることも極めて危険である。
また、林野庁の調査では、市町村の約八割が、管内の人工林が手入れ不足であると回答をしており、さらに、経営管理への意欲が高いと考えられる森林所有者はわずか一六%にとどまるという現状でもございます。 林業従事者の高齢化や担い手不足もあり、山が荒廃していく例は少なくないとの指摘もあります。相続未登記等により、全体の三割にも上る所有者不明山林の問題や、地籍調査の進捗にも課題がございます。
繁殖成功率が継続して減少傾向にあることが大きな問題として指摘されており、その背景には、開発や人工林の手入れ不足等により、イヌワシが狩りをするのに適した場所や餌となる生き物が減少していることなどが挙げられております。
一方、森林・林業の現場には、森林所有者の特定が困難、境界が不明、担い手が不足といった課題があるため、手入れ不足の森林も多いと認識しております。
ただ、そういった中にありましても、今先生御指摘の、それぞれの地域の森林組合、そういった方々が不在村の方々にもお知らせをしたり、例えば、森林組合として、こういった山、まだちょっと手入れ不足のところがありますけれどもいかがでしょうか、そういったあっせんをやることによりまして地域全体としての森林整備を進めていく必要があろうかと思っておりまして、そういった意味でも、地域の森林組合というのは重要な担い手だというふうに
人工林は天然林と異なり、その維持管理には間伐などの手入れが欠かせませんが、実際に間伐が必要な森林の約半分で間伐が実施されていない状態でございまして、手入れ不足の森林となっていると言われています。 去る二月八日、森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法が閣議決定され、今国会に提出されました。
これにつきましては、林業地域が手入れ不足で、本当に荒れた状況になっております。これ、日本は暖かい国なので放置すれば広葉樹が生えてくるというほど簡単なもんではございませんで、今正に台風が毎年多くなっておりますが、それによる自然災害も物すごく増えております。そのことによって、自然植生がきちっとまともに回復するというのは非常に難しい状況になってきております。
特に民有林の手入れ不足が昨今指摘されております。その理由として、林業に携わる方々、林家の方々のモチベーションが下がっているのがその最大の理由ではないかというふうに思っております。林家の林業所得の推移を見ましても、平成五年度七十三万六千円という金額から毎年下がってまいりまして、平成十三年度には二十一万三千円、そこまで下がっております。
したがって、そのたまる部分というのが、蓄積がどんどんふえるかといえば、木がうまく売れないものだから、手入れ不足のために間伐が進まないという悪循環の中にあるという、そういう相関関係を含めながら、林野庁長官も水産庁長官から移られたばかりですけれども、この前来お話をしてみますと、極めて的確にこれらの状況は承知しておられましたので、このことについて長官からお答えをいただきたい。
五 松の枯損メカニズムについて、引き続いてその徹底究明に努めるとともに、松の枯損被害についても、手入れ不足等による松の不健全化や酸性雨などの影響について調査研究を推進すること。 右決議する。 以上の附帯決議案の趣旨につきましては、質疑の過程等を通じて委員各位の御承知のところと思いますので、説明は省略させていただきます。 何とぞ全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
九二年の附帯決議でも 「松の枯損メカニズムについて、」「徹底究明に努める」「松の枯損被害についても、手入れ不足等による松の不健全化や酸性雨等の影響について調査研究を推進すること。」こういうふうに――委員長、首を振っていますが、思い出しますね。そういうふうに附帯決議がなされたわけであります。
近年の国内の林業をめぐる状況は、木材価格の低迷、賃金の高騰等により、林家の山離れ、林業経営意欲の低下が進行しておりまして、先人が植え育てた造林地における保育作業などの手入れ不足が目立ち始めております。
御指摘の沖縄県におきましては、北部の地域におきまして森林の多くが戦後の手入れ不足等によりまして小径木が密生じた株分となっているということから、育成天然林施業によりまして森林造成を実施してきたところでございます。 今後とも、野生生物の生育環境等の保全、これには留意して施業を行うよう指導してまいりたいと思っておるところでございます。
人工林の手入れ不足の問題点。機能分類について地元の意見を踏まえた見直しを。こういうような意見をいただいてまいりました。 こうした要望、意見に対して、五年度の林野庁関係予算を見ますと、例えば公的分収林整備事業、林業担い手確保対策事業、国産材供給体制整備と木材需要拡大対策などで新規事業として予算化されたものがありまして、それについては私は一定の評価をいたしますが、しかし金額的には不十分であります。
さらに、松の枯損被害についても、手入れ不足等による松の不健全化や酸性雨等の影響について調査研究を推進すること。 右決議する。 以上でございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
しかしながら、今、先生がおっしゃいましたけれども、私どもとしても、松の枯損につきましては、手入れ不足によります松の不健全化というものとか、あるいは酸性雨等によります環境の悪化、こういうことが要因である、あるいは誘因となって生ずる場合もあり得るというようにも思っておりまして、この影響につきましても追跡してまいりたい。
さらに、松の枯損被害についても、手入れ不足等による松の不健全化や酸性雨などの影響について調査研究を推進すること。 右決議する。 以上の附帯決議案の趣旨につきましては、質疑の過程等を通じて委員各位の御承知のところと思いますので、説明は省略させていただきます。 何とぞ全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
しかしながら、先生もおっしゃいますように、松林全体あるいは日本の森林全体というものにつきましては手入れ不足の問題も確かにございますし、あるいはまた酸性雨等によります環境の悪化ということも懸念されるわけでございますので、私どもはこれら全体を含めました状況というものもよく見きわめながら、国民の皆様方にも状況を理解をしていただきたいというように思っております。
この目標すら現在の森林の手入れ不足、労働者の減少、そして高齢化、こういった中では達成困難ではないかと思うわけです。特に間伐の手おくれによって資源的にも劣悪な森林が増加をしているのではございませんか。森林所有者の負担による森林整備にはおのずから限界がございます。森林整備事業を計画的に進めていくためにも、私は公共事業の長期投資計画に含めるべきだと思いますけれども、いかがですか。
そのほとんどが現在解消されているという状況でございまして、九万ヘクタールの解消内訳を申し上げますと、改植によったものが一万六千五百ヘクタール、人工補整をしたものが二千九百ヘクタール、天然生林に移したものが一万六千七百ヘクタール、手入れ不足等による生育不十分があったものでございますからその後の人工林としての育成によって解決したものが五万三千五百ヘクタール、そのような内訳になっているところでございます。