1966-12-20 第53回国会 参議院 予算委員会 第3号
そして、その都市開発なり都市膨張の結果はどうかといえば、その周辺の土地所有軒が非常にばく大な余慶を受けるということになるわけでありまして、やや不合理な点があると思うのであります。これらの点について、物価問題懇談会がかなり積極的な具体的な提案をされておりますので、ぜひとも、この物価という立場において地価の問題は重要であるという意味で、私からも希望を申し上げておくだけにとどめます。
そして、その都市開発なり都市膨張の結果はどうかといえば、その周辺の土地所有軒が非常にばく大な余慶を受けるということになるわけでありまして、やや不合理な点があると思うのであります。これらの点について、物価問題懇談会がかなり積極的な具体的な提案をされておりますので、ぜひとも、この物価という立場において地価の問題は重要であるという意味で、私からも希望を申し上げておくだけにとどめます。
第二に、区分所有者の全員またはその一部が共同で使用する廊下、階段室など区分所有権の目的とならない建物の部分及び機械室、集会室など区分所有軒の全員またはその一部がその合意によって共同で利用すべきものと定めた建物の部分、すなわち共用部分は、原則として、区分所有者の全員またはその一部の共有に属することにいたしました。
と、そうすると、ここでは土地所有軒はぐうの音も出ない。何の発言も、何のあれも、土地所有者に対しては与えられていないという危険性を見出しちまうわけなんです。私はこのことは公正な立場に立ってみて、借地権者よりかむしろ土地所有者というものがこの種の問題のあることについては、これは必要であり、そしてこれらの協力を求めなければ、法の目的は達成されないのではないかということを非常に心配するわけなんですがね。
従いまして、鉱業法によりまする鉱業権は、通産省の許可がございますと、所有軒の意思のいかんにかかわらず、鉱物を採取し得る、鉱業権を設定できるわけでございまして、権利の本質はまつたく違う、鉱業権とここにいわゆる採石権とはまつたく違う。こういうふうに了解いたしておるわけでございます。