1963-05-28 第43回国会 参議院 社会労働委員会 第19号
約五カ年間に六十八隻の港内艇、巡視艇の増強を計画したわけでございますが、先ほどもどのくらいの船艇と人数があれば自信が持てるかということでございますが、なかなか海上保安庁の船艇の代替建造ですら、私どもの規模が約毎年二十億ほどの予算が必要とするのでございますが、それに六十八隻を作りますといたしますと、約十六億ほどの金が要るわけでございまして、さような私どもの希望する船艇をもしいただけるならば、現在の所有船艇
約五カ年間に六十八隻の港内艇、巡視艇の増強を計画したわけでございますが、先ほどもどのくらいの船艇と人数があれば自信が持てるかということでございますが、なかなか海上保安庁の船艇の代替建造ですら、私どもの規模が約毎年二十億ほどの予算が必要とするのでございますが、それに六十八隻を作りますといたしますと、約十六億ほどの金が要るわけでございまして、さような私どもの希望する船艇をもしいただけるならば、現在の所有船艇
今後の海上保安庁の警備について若干触れたいと思うのでありますが、実際のところ海上保安庁といたしましては、日本の沿岸全体の日常業務を持つておりますために、現在所有船艇約三百隻でありますが、これは大小まぜてでありますが、そのうち巡視船は九十九隻ということになつております。これらでなかなか仕事が苦しい状態にございますので、ことに現在すなわち冬季には海難は非常に増加しております。
そもそもこの特別哨戒をやりますときに、遠く東支那海、台湾近くまで四百五十トンで哨戒させるというのは非常に無理なことであることは、私どもも十二分に承知しておりますが、現在の所有船艇の中では満たしかねたので、さようなそれぞれの担当海域の航海にも一応耐え得るという角度で出しているわけであります。